2024年 最新トレンド「サイドファンタイプの空調服・空調風神服)」とは?

4月 18, 2024

現場仕事などで、後背面ではなく側面位置にファンが備わったファン付きウェア(空調服・空調風神服)を見る機会が増えていませんか？
実は昨今、サイドファン型のファン付きウェアの需要が高まってきており、多くのメーカーからサイドファン型のモデルが続々と登場してきているのです。
本記事では、2023年の最新トレンドといえる「サイドファン型のファン付きウェア」について、人気のモデルをメーカー別に比較・解説していきます。

サイドファン型のファン付きウェアが2024年のトレンド！

2024年のファン付きウェア業界は、サイド位置にファンを取り付けるタイプ、いわゆる「サイドファン」型のモデルがトレンドになる可能性があります。
多くのメーカーが製造に乗り出しており、2024年には着用者が一気に増加する様相も想像できるでしょう。

サイドファン型のメリットとは？

サイドファン型のメリットは、車両などを運転する際にシート付きの椅子に座った時にも、ファンが椅子と干渉せずに空気をスムーズに取り込め、冷風をウェア内部に行き渡らせられることです。
従来型の“後背面にファンが付いている”タイプのウェアの場合、椅子にファンが接触してしまってスムーズに外気が取り込めず、ファン付き作業服の効果を損ねてしまう可能性があるのです。

サイドファン型のウェアが適している職種・業界

サイドファン型のウェアが適した職種や業界としては、運送業界（ドライバー職）、倉庫業界（フォークリフト操縦手）などが挙げられます。
以下、それぞれ詳しく説明していきます。

運送業界（ドライバー職）

運送業界、とりわけドライバー職は、サイドファン型のファン付きウェアの着用がおすすめです。
長距離にわたってトラックを運転する際など、運転に集中するあまりに水を飲み忘れるなどして、意外と熱中症になってしまう人は多いため、ファン付きウェアの導入が進んでいる職種のひとつ。ハンドル操作を邪魔しないような、動きやすいウェアを選ぶのがベターです。

倉庫業界（フォークリフト操縦手）

倉庫などで使われているフォークリフトには様々なタイプがありますが、一般的に多く使われているのは椅子に座って操縦するタイプのものです。シートに干渉しないサイドファン型のファン付きウェアを着用することで、冷房の効きづらい環境下においても涼しく快適に作業がおこなえ、熱中症になってしまう可能性を低下させられます。

【メーカー別】　サイドファン型のファン付きウェアを比較！

次に、サイドファン型のファン付きウェアを、メーカー別に比較・解説していきます。

サンエス

空調風神服 ベストタイプ KF92112

高襟仕様となっている、フード付きのベストタイプモデルです。「フォークリフト向けベスト」と銘打っている通り、フォークリフトの操縦手に最適な構造となっています。
素材はポリエステル100%となっており、軽量で頑丈、そして撥水機能も搭載。カラーにはネイビー、イエロー、オレンジの3種類が用意されており、背中には夜間や暗がりでの事故を防ぐリフレクターが付いています。イエローとオレンジは蛍光色となっていて、夜間や暗がりなどでも視認性が高く保たれます。裾は総ゴム仕様で、冷風を外へ逃がしません。

空調風神服　ベストタイプ　KF92302

個性的なブロックプリントが印象的なKF92302。こちらのプリント柄はカラー展開により、全く違った顔になり、個性をより引き立たせることが可能です。
素材にはマットな発色が特徴のポリエステル100％のタフタ素材を使用。タフタ素材は非常に軽く丈夫なので、ワーキングはもちろん、アウトドアやスポーツなどのシーンに最適な素材となっています。
こちらの風神服はワーキングシーンでご使用頂けるよう、しっかりとした収納力が備わっています。特に便利なのが両胸部分にあるファスナーポケットでスマートフォンなども収納でき大きさが確保されています。また空調風神服 KF92302はより空気の循環をスムーズにできる工夫として背中部分に立体構造になった風気路があり、効率よく風をめぐらすことが可能です。

アイトス

空調服 ベストタイプ AZ50195

ドライバーや倉庫業に適した設計のベスト型ウェアです。
素材にはリップストップのポリエステル100%素材を採用しており、摩耗や引き裂きに強いのが特徴。速乾性も高く、洗濯後にすぐ乾きます。物流企業に嬉しい大型のマルチポケットを搭載しており、ペン類や伝票類、メモ類など、さまざまな物品を収納しやすく、また取り出しやすい構造となっています。また反射材を首元と胸元、背面の3箇所に配置しており、高い安全性を確保。
カラーラインナップはシルバーグレー、ロイヤルブルー、ネイビー、レッドの4色展開です。またサイズはSSから6Lまで用意されており、小柄な方から大柄な方までさまざまな体格の方にご着用いただけます。
別売りのスペーサーパッドを装着することで、空気の流れをさらにスムーズにすることが可能です。

自重堂

空調服　ベストタイプ　74270

日本最大級のユニフォームメーカー自重堂「Z-DORAGON(ジードラゴン)」ブランドより、サイドファンベストタイプファン付き作業服「空調服 74270」をご紹介致します。
脇部分にブラックの切り替えを入れる事でスマートな印象をあたえシャープに着こなして頂く事が可能です。
こちらの空調服は高密度タフタ(ポリエステル100%)を使用しています。タフタ素材はマットな色合いが人気の素材で、高密度に織られており空気を外に逃がさない素材なので空調服に最適な素材となっています。

ジーベック

空調服 ベストタイプ XE98028

ベストタイプのウェアです。
上記のXE98026と同じく、再生PET素材を使ったエコマーク認定商品。JIS(日本工業規格)のT8118に適合した帯電防止機能も備えており、静電気による事故やトラブルの発生可能性を低下させます。ファスナー付きのポケットや反射フレームが付いた左胸のペン差し、バッテリーポケットや保冷剤ポケットも備わっています。
袖口はニットバインダー仕様となっているため、空気が逃げづらい構造です。また腕部分がないため身体をアクティブに動かしやすく、ハンドリングなどの動作が要されるドライバー業などには最適なつくりとなっています。
カラーラインナップはブルーグレー、ブルー、シルバーグレー、クロ、コンの5色展開です。

空調服　ベストタイプ　XE98106

フルハーネス対応のベストタイプのファン付き作業服。
ポリエステル100％のタフタ素材を使用していて、アウトドアやスポーツシーンで人気のマットで柔らかい風合いが特徴の素材です。また遮熱効果が施されていて、「UPF50+」紫外線カット効果もあるので、炎天下の屋外作業にも適しています。
空調服 XE98106は高所の作業に必須のフルハーネス安全帯対応のファン付き作業服となっています。その為の機能として背部にはランヤードの取り出し口、両胸にはランヤードフックをかけるためのD環が用意されています。

空調服 ベストタイプ XE98025

ベストタイプのウェアです。
生地素材はポリエステル100%で、耐久性や軽量性、イージーケア性などに強みを持ちます。
ウェアの前後には反射テープが備わっており、高い視認性を確保しているため、夜間や暗がりでの作業も安心です。また夏の日差しから身体を守るUVカット機能も搭載しており、遮熱性にもすぐれています。首元は調整紐が備わっており、調整することで空気の抜け感を調節可能。袖口はニットバインダー仕様となっており、空気が逃げづらい構造です。
カラーにはオレンジ、ディープネイビー、シルバーグレーの3色が用意されています。

空調服　半袖つなぎタイプ　9821

空調服 9281は、つなぎ服タイプのファン付き作業服です。つなぎ服タイプなので下半身にまで風がいきわたり、全身を冷却させることが可能な空調服となっています。
また空調服 9281は数少ないつなぎ服タイプのファン付き作業服の中でも珍しい、半袖つなぎ服タイプの空調服となっています。半袖タイプの特徴としては袖がないため邪魔にならないため、腕をよく使う作業や、荷物の運搬などの作業時におすすめの空調服となっています。
空調服 9281は素材に、ポリエステル75％・綿25％の混紡素材を使用しています。こちらの混紡素材には帯電防止機能があり、静電気を気にする必要のある工場や現場におすすめの空調服となっています。
空調服 9281のウエスト部分は、マジックテープで調整することが可能で、調整する事で、下半身へ送る風量の調整もし快適な状態で使用が可能です。

空調服　長袖つなぎタイプ　9850

空調服 9850の素材は、日本製の綿100％の素材を使用しています。綿100％素材は非常に丈夫で天然素材ならでは優しい肌触りが特徴です。
また綿100％素材は、ポリエステル素材などと比べると、燃えにくく火を扱う現場などで使用されます。また油汚れなどが選択で落ちやすいので、油汚れが付く可能性の高い車の整備工場などでもよく使用される素材になります。
空調服 9850の素材には、帯電防止織物使用していますので、静電気放電による火災や爆発の危険な現場や、機械や電子機器の故障を考慮する必要がある現場などにオススメの空調服となっています。

サイドファン型のファン付きウェアは、運転業務を務める方々に最適！

2022年のトレンドとなる可能性がある、サイドファン型のファン付きウェアについて、メーカー別に人気のモデルを比較・解説しました。
一般的なファン付きウェアと違い、側面にファンを備えた「サイドファン型」は、シートの付いた椅子に座った状態でもスムーズに外気を取り込めるため、運転手などの業務に就いている方々には最適なモデルとなります。
ぜひ夏の熱中症対策として、導入を検討してみてはいかがでしょうか。