2022年に発売された全く新しい猛暑対策アイテムが水冷服(水冷ベスト)です。
冷やされた水が衣服内を循環する事で、冷たさを感じることがます。
2023年は、昨年以上に商品ラインナップが広がり、性能が大幅に強化されています。
ユニフォーム ステーションで取り扱う水冷服は、冷却能力が高いプロ仕様になっています。
是非、厳しい暑さ環境の工場や現場で働く方の備えにご活用ください。
WATER VEST
 アイトス アイスドウォーターベストICE VEST001 (2023年モデル) 価格:11,500円円 (税込12,650円)
 山真製鋸 アイスマン ベスト PRO2ICEMAN PRO2 (2023年モデル) 価格:16,500円 (税込18,150円)
 アタックベース 冷却ユニット式モデルAT10010 (2023年モデル) 価格:17,500円 (税込19,250円)
WATER VEST

空調服は風の力で体表面の汗を揮発させ、汗を気化する事で体温上昇を抑制するウェアです。
作業現場は勿論、アウトドアやイベントでの暑さ対策への備えとしても広く認知されています。
一方で、空調服にも弱点があります。
- 気温が35度以上になる暑い環境:体温以上に熱い外気を吸引しても、熱風が衣服内を巡って涼しくない
- 極端に湿度の高い環境:湿度が高すぎると、ファンの風力での送風が暑さに追いつかない可能性がある
- 火を扱う現場:ファンが火種を吸引すると危険な為、火の周りでの使用は推奨されていない
- ホコリやチリが多い現場:風をファンから吸引する際に、チリやホコリを一緒に吸引してしまう
- 自転車やバイクの乗車時:ウェアが膨らむために、乗車時の風抵抗が増えてしまう
- 見た目が野暮ったい:空気でウェアが膨張するため、どうしても目立ってしまう
これらの弱点をしっかりカバーできるのが水冷服(水冷ベスト)になります。
氷によって冷やされた水がウェア内を循環しますので、着用者の環境に関わらず強力に涼しくする事が可能です。
F1レーサーのドライバースーツにも冷水用のチューブが取り付けられており、それと同じ原理の冷却システムを簡易に実現するのが水冷服(水冷ベスト)です。
水冷服(水冷ベスト)の使い方
- 水冷服(水冷ベスト)に必要なアイテムは、【服本体】【バッテリー】【水+氷or凍ったペットボトル】になります。

背中のタンク部分に【水】と【氷・凍ったペットボトル】を挿入して、
付属の【バッテリー】でモーターを稼働させるだけで、ベストに配置しているチューブ内を氷水が循環するようになります。
チューブと体が接する部分に、冷水を流す事で、直接的に体に冷たさが伝わります。環境にもよりますが、水冷服(水冷ベスト)は、空調服よりも効果的に涼しさを感じられます
水冷服(水冷ベスト)の使用方法
バッテリーは一度の充電で、おおよそ6-8時間程度は連続稼働が可能です。
一方で、氷水や凍ったペットボトルは体の熱によりどんどんぬるくなってしまいますので、
目安としては2-3時間ごとにペットボトルや氷水の入れ替えが必要ですので、
終日使われる場合には、午前1本、午後2本の合計3本程度の凍ったペットボトルが必要です。
工場や倉庫で使われる際には、冷凍庫で凍ったペットボトルをストック頂いて定期的に差替える事が可能で、
屋外で着用する方であれば、コンビニエンスストア等で凍ったペットボトルを調達いただく事も可能です。
また、クーラーボックス等に凍ったペットボトルをストックしておくこともおすすめです。 ※図は山真製鋸のICMP2-BLV-SET商品です。

水冷服の選び方と機能について
水冷服に関して、23年から発売を開始する新商品も多く、種類が大幅に増えています。
そこで、何を基準に選べばいいのか?という場合、その冷たくする力と稼働時間をみて頂ければと思います。
まず、水冷服(水冷ベスト)は、空調服のような【風力が強い/弱い】という差がありません。
一方で、冷やされた水がどの程度の面積で体に接するかで【冷たくする力】が変ります。

冷水が通るチューブと 身体の設置面積が多い
- より体への冷たくする力が強い
- 一方で、体温による氷の溶融が早い
(ペットボトルの交換頻度が高い)
- 水流を作る為の電力消費が多く、バッテリーの稼働時間が短い
冷水が通るチューブと 身体の設置面積が少ない
- 体への冷たくする力がやや弱い
- 一方で、体温による氷の溶融が遅い
(ペットボトルの交換頻度が低い)
- 水流を作る為の電力消費も少なく、バッテリーの稼働時間が長い
ユニフォームステーションで取り扱う水冷服(水冷ベスト)では、
AT10010はとにかく涼しさ重視の方におすすめで、チューブと身体の接点が多いのが特徴です。
一方で、ICEMAN-PRO2やICEVEST-001は涼しさと稼働時間のバランス重視の方におすすめです。
ENVIRONMENT
水冷服(水冷ベスト)をおすすめの現場は、火を使う場所、及び熱い空気(熱気)が滞留している場所です。
空調服には空調服の良さがあり、 屋外で外気を取り込め、外気温が35度以下の環境では空調服の方が効果的というお声が多いです。 このような現場では、当ショップでも空調服をおすすめしています。
一方で、これまで空調服では効果を実感できなかった職業や業種の方には、水冷服(水冷ベスト)をおすすめいたします。建物内で熱い空気が滞留している倉庫や工場、火を取り扱う現場(溶接作業やアウトドアのキャンプ含む)では、 空調服を使用しても効果が限定的であるのに対し、水冷服(水冷ベスト)は効果を発揮する事が可能です。

EFFECT
猛暑の屋外作業の際に「空調服の下に水冷服という組み合わせがどうなの?」というご質問を頂きますが、まず結果から言うと最強の組み合わせです。
昨今の空調服には保冷剤ポケットががあり、取り入れた空気を冷やすという働きがありますが、水冷服は保冷剤の比ではないレベルで冷却効果があります。
デメリットは、多少重くなること、また冷えすぎに注意が必要です。 非常に過酷な環境で暑さ対策への備えが急務の現場の方には、十分に管理をしたうえでお試しいただければ幸いです。 空調服+水冷服の涼しさは本当に異次元です。皆様にとって、少しでも猛暑対策に役立てばと思っています。

CARE
水冷服(水冷ベスト)を清潔にお使いいただくために、お手入れのポイントをご説明いたします。
日々の着用後の「簡単」お手入れ
日々の着用後に、簡単なお手入れを行っていただくだけで、次も気持ちよくお使いいただく事が可能です
- 背中タンクやチューブ内の水を全て排出する
- バッテリーを外す
- 接続ケーブルが濡れないようにキャップをかぶせる
- 硬く絞ったタオルで、ベスト表面と裏面を拭き取る
ふき取る際に、モーターやチューブ等が破損しないようにご注意ください 洗濯機は、モーターやチューブの破損につながりますのでおやめください
- 日陰干しで水気を取ります。
本体内部に空のペットボトルを入れると、タンク内部に空間ができ効率的に乾燥させる事ができます
定期的な「しっかり」メンテナンス
水冷服を着用すると、汗や汚れがベストに付着する事になります。
定期的なメンテナンスをすることで、長期間、お使いいただく事が可能です
水冷服(水冷ベスト)の洗い方
- モーターやチューブ、バッテリー等をベストから外す
- 洗面台などに水をため、必ず手洗いで行ってください
- ご注意
- 中性洗剤をご使用いただき、必ずホース以外の全ての部品(ポンプ、ケーブル、バッテリー)を取り外してから洗ってください。
漂白剤(塩素系、酸素系)などを使用する場合には、必ずホースを取り外してください。ホースが劣化する場合がございます。
- 日陰干しで水気を取ります。
本体内部に空のペットボトルを入れると、タンク内部に空間ができ効率的に乾燥させる事ができます。
- 各所の部品を取り付ける。
水冷服(水冷ベスト)の各部位の取り外し方
※右にスクロールすると閲覧できます。
日陰干しについて

詳細は製品に付随する説明書にて確認をお願いします。
ご不明な点がある場合は、お気兼ねなく当ショップスタッフまでご相談ください。
CAMPAIGN
年々厳しくなる暑さに対する備えは、企業様や働く従業員の方にとっても喫緊の課題です。
これまで、涼しい夏作業服に始まり、スポーツドリンク、塩飴、ミストファン、空調服と、いろいろと試されている事かと思いますが、水冷服(水冷ベスト)は、これまでとは全く違う環境でこそ効果を発揮します。
風通しの悪い倉庫、蒸し暑い屋内、火を扱う現場など、ご要望の多かった環境でも水冷服は確実に効果を発揮します。
ユニフォーム ステーションでは、 一括導入やお試し導入を検討される企業様に特別なキャンペーンを実施しております。
まとめ買いのお値引きキャンペーン等も実施していますので、お気兼ねなくご相談ください。
今年も厳しい暑さが予想されますが、すこしでも快適にお過ごしいただけるように努めてまいります。
WATER VEST
 アイトス アイスドウォーターベストICE VEST001 (2023年モデル) 価格:11,500円円 (税込12,650円)
 山真製鋸 アイスマン ベスト PRO2ICEMAN PRO2 (2023年モデル) 価格:16,500円 (税込18,150円)
 アタックベース 冷却ユニット式モデルAT10010 (2023年モデル) 価格:17,500円 (税込19,250円)
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