【吸い込み事故対策】 空調風神服のフィルター&ネット 効果から使用シーンまで解説!

空調風神服などファン付きウェアは、ファン部分にフィルターやネットが付けられる仕様となっています。
このフィルター・ファンですが、その効果について、詳しく知っている方はそれほど多くないかもしれません。
本記事では、空調風神服におけるフィルター・ネットの効果から、使用するべき具体的なシーンまで解説していきます。

空調風神服 フィルター&ネットの効果とは?

空調風神服を始めとするファン付き作業服には、外気をウェアの内部に取り込んで循環させ、その風で身体から排出された汗などを気化させて気加熱を生み出すことで、着用者の体温を下げる効果があります。
空調風神服における重要なデバイスが「ファン」です。ファンはむき出しで外気にさらされるため、ホコリや小さなゴミ、粉塵、鉄粉、草などの異物が流入しやすい構造となっています。そこで異物を入れないよう、ファンを保護するために使われるのがフィルターとネットなのです。フィルター・ネットには金属や不織布などさまざまな材質の製品が存在し、使用する環境下によって使い分けます。
以下、フィルター・ネットのメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

前述のとおり、ファンに取り付けることによって、ホコリや鉄粉、草、火の粉などの流入を防ぐことができます。遺物の混入を阻止することで怪我や事故を防ぐほか、ウェアの内部を清潔に保つことで快適な着用感を持続させられ、ファンの寿命を伸ばすことにも寄与します。

デメリット

逆にデメリットとしては、フィルター・ネットを装着することで送風力が低下すること、そして購入するための費用がかさむことが挙げられます。

フィルター&ネットは、どんなシーンで活用する?

フィルター・ネットは、流入を防ぐ対象の異物が舞っている環境下において効果を発揮します。
たとえば以下のような環境下です。

粉塵が飛び交う工場や建築現場


さまざまな物品を製造する工場や多くの構造物を建造する建築現場は、グラスウールや鉄粉など、粉塵が飛び交いやすい環境です。
粉塵の流入を防ぐためにはフィルターの装着が欠かせません。材質でいうと、不燃性の不織布を用いたフィルターがベストです。

おすすめの空調風神服用フィルター

RD9965

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RD9765

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RD9966

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RD9764

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火花が飛び交う鉄工所


溶接作業をおこなう鉄工所などでは、火花が頻繁に飛び交います。
そのような環境下では、金属製のフィルターを使用することで、火の粉の侵入を防ぎ、怪我や事故などのリスクを低下させることができます(火花の流入を100%完全に防ぐことはできません)。

おすすめの空調風神服用 金属フィルター

RD9063

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野外


森の中や公園など、自然の多い環境下でもフィルター・ネットは活躍します。
たとえば、木の枝や草な、虫など、自然物の混入を防ぐためです。これらのものに対しては、ネットタイプの製品が適しています。

おすすめの空調風神服用ネット

RD9760

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フィルター・ネットを使用して、吸い込み事故やトラブルを未然に防ごう!

空調風神服におけるフィルター・ネットの効果から、使用するべきシーンについて解説しました。
フィルター・ネットを上手に使用することで、ウェア内部に異物を流入させることを防ぎ、理想的で安全な空調効果を実現できます。
活用環境をじっくり考え、ファン・ネットを上手に利用しましょう。