ユニフォームもエコの時代! カーボンオフセット対応ユニフォームとは?

カーボンオフセット対応ユニフォーム

ユニフォームもエコの時代! 丸十服装の取り組み カーボンオフセット対応ユニフォームとは?

二酸化炭素(CO2)排出量の増加は、今まさに地球全体が抱えている最大の問題のひとつです。

しかしながら、私たちの生活を抜本的に変えないかぎり、使用するエネルギーや企業の生産活動から温室効果ガスは必ず発生してしまいます。

経済活動を続けながらも二酸化炭素(CO2)排出量を削減していくための取り組みのひとつに「カーボンオフセット」という考え方・活動があります。

今回はカーボンオフセットについて、その基礎知識から私たち丸十服装が提供する施策まで解説していきます。

温暖化をとりまく世界情勢

地球の温暖化は、21世紀の社会で生きる我々にとって、決して避けては通れないテーマのひとつです。

温暖化の進行を止めるため、今では世界中の国や企業はもちろんのこと、個人がそれぞれに高い意識と行動を取らなければならない時代になりました。

猛暑は離職率が高まる

世界と温室効果ガス(二酸化炭素)の歴史

イギリスで産業革命が起こって以降、先進国における二酸化炭素(CO2)の排出総量は急増しています。

地球温暖化と二酸化炭素(CO2)の関係性は深く、地球温暖化の原因である温室効果ガスの76%ほどは二酸化炭素(CO2)だそうです。

1970年代以降には新興国においても石油・石炭などの化石燃料の使用が増加し、その結果として二酸化炭素(CO2)の排出はさらに増加、地球の気温は1℃ほど上昇したとされています。

実は、二酸化炭素(CO2)が排出されたとしても、地球の森林や海が二酸化炭素(CO2)を吸収するはたらきを持っているため、ある程度の二酸化炭素(CO2)を排出しても、地球がそれを吸収してくれる仕組みになっています。

しかし森林の伐採や世界中の国々の発展などにともない、現在では地球環境の持つ二酸化炭素(CO2)の吸収量が排出量を下回るようになってしまったため、昨今の温暖化につながっているのです。

この二酸化炭素(CO2)の吸収量と排出量を同量程度のバランスにまで調整して、排出量を実質的にゼロにしようという試みが「カーボンニュートラル」です。

世界中で進むカーボンニュートラル宣言

現在、世界の約3分の2に当たる国がカーボンニュートラルを宣言しています。

環境後進国と言われてきた日本においても、昨年の10月、管首相が「2050年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を実質ゼロ)を達成する」と宣言し、明確に脱炭素社会を目指すこととなりました。

二酸化炭素の削減に取り組まないと、どうなるのか?

地球は、2030年から2050年のあいだにかけて、さらに気温が0.5℃ほど上がるとされています。その影響により、洪水や熱波などの自然災害の可能性が高まるそうです。

だからこそ、地球上のあらゆる国や企業が協力して、温暖化の原因となっている温室効果ガス(二酸化炭素)の削減に取り組む必要があるのです。経済活動を維持しながらも脱炭素を目指すためには、私たちのライフスタイルを劇的に変化させていく必要があります。

温暖化に対する企業の取り組み

昨今では、世界中のさまざまな企業が、地球の温暖化に対するさまざまな取り組みをおこなっています。

二酸化炭素を削減するための直接的な技術開発や投資活動などもありますが、ひと味変わった活動としては、カーボンオフセットという取り組みがあります。

リサイクルの仕組み

カーボンオフセットとは

カーボンオフセットとは、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスについて、自身では削減することが困難な排出量の分を、ほかの活動(植林・森林保護・クリーンエネルギー事業など)を支援することでオフセット(埋め合わせ)する取り組みのことを言います。

日常生活を送るうえで、どうしても排出されてしまう温室効果ガスではありますが、別の場所や人がおこなう温室効果ガス削減活動を支援(資金提供など)することで、結果的に自身が排出した分を相殺し、差し引きゼロにすることができる、という考え方なのです。

カーボンオフセットのしくみ

カーボンオフセット対応ユニフォーム

丸十服装の取り組み

丸十服装では、地球温暖化への取り組みとして、国連が定めているCDM(グリーン開発メカニズム)を通じて、二酸化炭素(CO2)排出量を抑制(削減)する活動に参加しています。

その一環として、弊社では社団法人日本カーボンオフセットと協力してカーボンオフセット対応のユニフォームを販売しています。弊社が扱うほぼすべての商品が対応可能になります。

カーボンオフセット対応ユニフォームを購入することで、どうなる?

お客様がこの製品を1着ご購入いただくごとに、契約した数量の二酸化炭素(CO2)排出権クレジット分を弊社がオフセットいたします。そして弊社が獲得した二酸化炭素(CO2)排出権クレジットは、すべて日本国政府の償却口座へ移転されます。

したがって、お客様は、これを1着購入するたびに、温室効果ガスの削減に間接的に参加し、京都議定書で定めた日本の二酸化炭素(CO2)削減目標へも貢献することができます。

この際にオフセットされた二酸化炭素(CO2)は、ご購入いただいたお客様自身の貢献として処理されます。そして年に一度、削減いただいた総量の証明書を発行させていただいており、この証明書では、お客様が貢献した行動が、どの地域のどの削減活動に使われたのかを確認することができます。

また、カーボンオフセットを証明するタグをユニフォームに付けることも可能です。ユニフォームにタグを装着することで、着用者自身の環境意識が高まるだけでなく、CSR(企業の社会的責任)に関する取り組みを効果的に社外にアピールすることができます。

SDGs(持続可能な開発目標)について

SDGsとは?

昨今よく見聞きするようになった言葉に「SDGs」というものがあります。

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略語であり、「持続可能な開発目標」という意味の言葉です。

貧困の根絶、人類の健康的な生活、ジェンダーの平等、気候変動への対策、環境保護など、全17個のトピックに関して「持続可能でよりよい世界」を実現するため全加盟国共通でゴール(数値目標)が定められています。

2015年の国連サミットで採択され、加盟国が2030年までに達成することを目標として掲げています。加盟国は、定期的に進歩状況を報告しなければなりません。

二酸化炭素(CO2)の削減もこのSDGsの目標のひとつとなっており、達成するためにも、企業や個人がさまざまな形でこの問題に取り組むことが大事になります。

カーボンオフセット対応ユニフォーで二酸化炭素の削減に

皆で協力してエコな社会を

今回は、カーボンオフセットという考え・活動について解説しました。

丸十服装では、カーボンオフセット対応のユニフォームを販売しています。

ユニフォームにはカーボンオフセットに協力したことの証明タグを付けることもできるため、CSRなどのアピールにもおすすめです。

ご興味がある方は、是非ご連絡くださいませ

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