顔・首まわりを涼しくガード!フェイスガード・ヘッドキャップ特集
日本の夏は暑く、熱中症対策が肝心です。
くわえて昨今はコロナ禍による感染防止対策も叫ばれており、平時よりも工夫を凝らした熱中症対策を考える必要があります。
ひとつの方法としては、首回りを涼しくガードする「フェイスガード」や「ヘッドキャップ」の活用が考えられます。
今回は、フェイスガードとヘッドキャップについて解説し、おすすめの製品をご紹介します。
フェイスガード・ヘッドキャップの役割とは
まずは、フェイスガードとヘッドキャップの役割について説明しましょう。
おそらく、「フェイスガード」や「ヘッドキャップ」という言葉自体については、「どこかで聞いたことがある」という方がほとんどなのではないでしょうか。しかしながら、どのような効果があり、どう使うのかはご存知ない方も多いでしょう。
実は、これらのアイテムは、熱中症対策として非常に効果のあるアイテムなのです。それぞれ、詳しく説明していきます。
フェイスガードの役割
フェイスガードとは、フェイスカバーとも呼ばれ、顔を覆って、顔や首元を太陽の熱から守る製品のことです。
生地には冷感接触素材などが多く使われ、着用するだけでひんやり涼しく、蒸れを感じにくい作りとなっています。
多くの製品には開口部があるため、息苦しさはありません。また、着用したまま飲み物が飲めるため、水分補給も容易です。吐いた息が下に抜けていく仕様となっており、眼鏡やサングラスが曇ってしまう心配もありません。
熱中症対策として役立つのはもちろんのこと、日焼けを防いで、顔のシミやたるみなどを防止する効果もあります。
洗濯をしても効果が持続するため、夏場には欠かせない一品です。
ヘッドキャップの役割
帽子やヘルメットの下などに、インナーとして被るアイテムがヘッドキャップです。
ヘッドキャップの多くは吸汗速乾仕様となっており、頭にかいた汗を素早く吸い取る効果があります。頭部の余分な熱を移動させることにより涼しさを感じる仕組みです。また、紫外線をカットする機能も備えています。
ダブつきが少なく、肌に密着するため、着用時にも動きやすく、適度なコンプレッションが高い着心地を実現してくれます。
夏場に帽子やヘルメットをかぶるとどうしても頭が蒸れてしまいがちですが、そのような時に頭部を快適に保つため、インナーとしてヘッドキャップを使うことをオススメします。
顔・首まわりを涼しくする、おすすめアイテム紹介
顔や首元を涼しく保ち、熱中症対策としても効果的なアイテムを紹介します。
おたふく手袋 ヘッドキャップ
「BODY TOUGHNESS」シリーズのヘッドキャップです。
消臭冷感効果と吸汗速乾効果を備えており、ヘルメットや帽子のインナーアイテムとして最適です。
素材には、断面をX状にした特殊なポリエステル繊維「CROSS COOL」を使用しており、身体との接触面積が大きいため、着用した瞬間からひんやり涼しい効果を得られます。通常の製品よりも高い吸汗性と速乾性を持ち、着用者のコンディションを整えます。
また、繊維に冷感素材を盛り込むのではなく、繊維の形状から冷涼感を得られる仕組みとなっているため、洗濯を繰り返しても効果が長期間続きます。消臭効果も備えており、夏場の作業には持ってこいの一品です。
サイズフリーとなっており、さまざまな方々が着用できます。
カラー展開はブラック、ホワイト、迷彩、グレーの4種類となっています。
オタフク手袋 OTJW611 ヘッドキャップ
オタフク手袋 OTJW613 カバー付きヘッドキャップ
おたふく手袋 フルフェイスマスク
こちらも「BODY TOUGHNESS」シリーズの製品で、フルフェイス型のマスクです。
素材にはポリエステルとポリウレタンが使われており、とても軽量です。
「CROSS COOL」繊維による高い接触冷感機能を誇り、着用するとひんやり涼しい感覚を得られます。また紫外線カット機能も備えているため、体力の消耗や日焼けを防ぐ効果もあります。
顔全体を覆うアイテムですが、吸汗速乾機能にすぐれているため、汗を防いで心地よい着心地を実現。縫製部分には消臭機能にすぐれた高機能な糸「コアーみミシン糸スイトールCR?」を使用しており、嫌な臭いを軽減します。
フリーサイズであり、多くの方々にご活用いただける一品です。
カラーにはグレー、ブラック、ホワイトの3種類が用意されています。
オタフク手袋 OTJW614 フルフェイスマスク
首元を冷やすといけない? 本当のところは
最後に、身体を効率よく冷やすための小ネタを解説します。
暑くなると、SNS上では以下のような情報が出回るようになります。
「暑いからと、凍ったタオルを首元に巻くのはNG」
「後頭部を冷やすと健康に悪い影響を与える」
「頭のてっぺん以外は冷やしてはいけない」
などのようなものです。
確かに、なんとなく「首元を冷やす」と聞くと、なんだか身体に悪そうなイメージもあるような気がします。
しかしながら、これらは全部デマ情報なのです。
厚生労働省が提供している「熱中症予防のために」という冊子では、身体の熱を排出するためにも、保冷剤や氷などを使用して身体を冷やすよう、記載があります。
首元には大きな血管があるので、その血液を循環させることで、身体を効率よく冷やせるため、タオルで保冷剤を包んだものや、濡れタオル、水マクラなどを当てるとよいでしょう。
顔・首元を守り、身体のコンディションを向上させよう!
今回は、顔・首元を涼しくガードするアイテムについて解説しました。
フェイスガードやヘッドカバーを付けて太陽の熱から発生する紫外線を遮断することにより、体力の消耗や日焼けなどの悪影響を防ぐことができます。また、効果的な熱中症対策にもなります。
身体のコンディションを高く保つためにも、今回紹介させていただいたアイテムなどを使用して顔や首元をガードし、涼しさを獲得しましょう。