「保温インナーの〇〇〇って大丈夫?」保温インナーに関する疑問にお答えします!

保温インナーのよくある質問

保温インナー

保温インナーについてのよくある質問

Q保温インナーって本当に暖かい?

インナーというと、夏に着るさらっとした触感のものを思い浮かべる人も多いです。しかし、秋冬用の保温インナーはとても暖かく、体温が発散してしまうのを防いでくれます。夏用のものに比べると保温インナーは厚めの素材を使っていますし、接触温感タイプのものも多いので、着た瞬間に暖かく感じられます。さらに暖かさを味わうためには重ね着がおすすめです。フリースなどの保温性の高いミドルウェア―と防風、防水性の高いアウターと組み合わせることでより快適な作業ができます。

Q.保温インナーの選び方って?

秋風用の保温インナーも、ぴったりと肌に密着するコンプレッションタイプがおすすめです。生地が厚めで保温性が高いものだと、野外作業でも心地よく過ごせます。さらに、接触温感という着てすぐに暖かみを感じさせてくれるものを選ぶと良いでしょう。汗に触れると暖かくなる素材もあり、作業をしているとさらに快適さが高まります。他にも、首回りも覆われているハイネックのものも良いでしょう。首元からの冷たい風を防げるからです。

Q.保温インナーって普通に洗濯して大丈夫?

保温インナーの中でも、ヒートテックタイプのものは洗濯の仕方を考える必要があります。洗濯表示タグの指示に従う必要がありますが、基本的には手洗いが一番おすすめです。普通に洗濯機に欠けてしまうと、生地が伸びます。ヒートテックは肌に触れることで熱を保つものですので、生地が伸びるとその力が弱まり保温性が下がります。そのため、生地に負担をかける洗濯機ではなく、優しく中性洗剤とぬるま湯を使って手洗いをするのが一番です。干す時も乾燥機を使うのではなく、形を整えて平干しが良いです。ハンガーにかけると肩の部分が伸びて、その分が弱くなってしまうからです。

Q.保温インナーって刺繍やプリントをしても大丈夫?

ユニフォームの一つとして保温インナーを使う場合、名入れをすることがあるかと思います。刺繍での名入れは可能ですが、プリント加工は基本的にできませんので注意が必要です。刺繍は直接糸を縫う手法ですので、しっかりと生地に固定できるからです。一方で、コンプレッションインナーは肌に密着している分、生地の伸縮が激しいという傾向があります。そのため、プリントするとその伸縮で割れてしまうのです。こうしたことから、名入れをする場合には刺繍で依頼するようにしましょう。

Q.保温インナーって1枚で着ても大丈夫?

1枚で着ても問題ありません。いかにも下着という雰囲気ではなく、デザイン性の高いものがたくさん出ていますので、そのままでもおしゃれに着られるからです。カラーバリエーションはブラックからグレー、ホワイトが多いですが、スピーディーなイメージのラインを入れたり、迷彩柄にしていたりと選択肢が多いです。首回りもハイネックになっている商品もあり、1枚のみでも違和感がありません。作業をしているうちに暖かくなってきて、アウターを脱ぐことも意識して、デザインが良いコンプレッションインナーを選ぶようにしましょう。

Q.作業着メーカーの保温インナーってヒートテックとどう違う?

やはり現場での作業をすることを意識して、様々な機能を持たせている点が、普段着として利用されるヒートテックと違います。たとえば、帯電防止機能が備わっているという点があります。ガスや可燃性のある薬品を扱っている現場では、静電気の火花によって発火、爆発してしまう危険があります。特に冬場はこうしたリスクに備える必要があります。作業着メーカーでは、静電気が発生しづらい保温インナーを出していますので、どんな現場でも安心して着られます。

Q.防寒インナーってどんな素材が使われているの?

保温インナーは、薄くて丈夫、そして保温性があるということが大きな条件となります。そのため、化学繊維が使用されていることが多いです。具体的にはポリエステルやポリウレタン、ナイロンが多く見られます。一つの素材だけでなく、複数の化学繊維を組み合わせた混紡になっている商品の割合が高いです。その上で、裏起毛加工にして着た瞬間に暖かく感じられる工夫をしていたり、ストレッチ加工にして動きやすい服としていたりするものがほとんどです。

Q.一般的に多く使用されているのがポリエステル素材

保温インナーは化繊製がほとんどですが、特にポリエステルを使っている商品が多いです。ただのポリエステルではなく発熱素材を織り込んでいたり、保湿効果を高めるためにオイルが配合されていたりします。特に発熱素材を利用している製品は、汗に反応してより暖かくなるといった特性を持っていて、寒い外作業でも快適に過ごせるよう助けてくれます。元々ポリエステルは、耐久性がありますので、肌に密着して常に伸縮するコンプレッションインナーに向いています。こうしたことから、保温インナーではポリエステルと他の化繊を多少混ぜたり、繊維に特殊加工を施していたりすることが多いのです。

Q.吸湿発熱素材って何?

人の体から出る水蒸気を熱に変えるという素材です。作業をして汗をかくと、それに反応して熱を出してくれますので、作業着として最高の特性を持っていると言えるでしょう。そのため、薄そうに見える生地であっても十分な暖かさを与えてくれます。コンプレッションインナーは単体で着るよりも、2枚、3枚と重ね着をすることが多いので、薄い生地でかさばらないようにするということがとても大事です。その点で、吸湿発熱素材が使われていると、動きやすく暖かいという二つのメリットが生まれるのです。水蒸気を取り込むことによって発熱するため、いかに繊維に水分を取り込めるかによって能力が変わってきます。

Q.乾燥性吸湿発熱素材って何?

吸湿発熱繊維に速乾性を加えた素材のことです。吸湿発熱繊維とは、水分に反応して熱を発する特殊な素材のことで、動くことで発する汗によりさらに暖かくなるという素晴らしい効果を出してくれます。それに、通常の繊維よりも速く乾燥する特性を加えています。具体的には、汗を吸ったらそれを速やかに生地全体に広げられる構造を取っています。これにより、水分が広い面積に広がりますので、蒸発が早くなります。暖かさを与えると共に、ベタベタ感を防ぎサラッとした着心地をもたらしてくれる、とても快適な素材です。

Q.メリノウールって何?

メリノ種の羊から取れる繊維を使用した防寒力が非常に高い素材です。その特徴としては、繊維密度が高いという点を挙げられます。風が通りにくいですし、体温が逃げていきづらくなりますので、通常のウールよりも防寒力が高いのがメリットです。蒸気となっている汗はしっかりと吸ってくれますが、水自体は弾いてくれます。そのため、速乾性があってサラッとした着心地になりますし、冷えをブロックしてくれるのです。

Q.光電子素材って何?

遠赤外線効果によって保温するという仕組みを取り入れた素材のことです。人体から発せられている遠赤外線を活用して自然な暖かさを維持する効果を持っています。この光電子素材を使っているインナーはいくつかあって、レーヤーテックやビーフィットなどが開発されています。いわゆるポカポカとして柔らかい暖かさを感じられますので、快適でストレスの少ない作業環境を作れるのがメリットと言えるでしょう。