電熱服(電熱ベスト)を導入企業さまレポート「建設業 大工 編](2023/12/5更新)

電熱服(ヒートウェア)の導入

冬の現場作業は過酷 防寒対策は必須

冬の建設現場
建設業の人にとって一番大切なものは「自分の身体」です。もしも怪我を負ってしまった場合、それだけで作業効率が落ちるどころか、自分の給料にも直接影響が出たりと、とても深刻な問題にも発展してしまいます。
特に冬空の下で作業を行わないといけない場合、他の季節よりも大変な問題にぶつかります。
それは「寒さ」です。
かなりシンプルな言葉であり、冬だから寒いのは当たり前と思っている人も多いと予想されますが、この「寒さ」がかなり曲者なのです。
身体を動かすためには、身体に溜まっているエネルギーを「熱」に変換させる必要があります。
しかし、身体の表面が冷えていると、筋肉は常に硬直した状態となり、思うように体を動かす事ができません。
そのため、身体の中で変換された「熱」を使って、身体を暖めて筋肉を柔らかくし、身体を動かせるようにしますが、それまでに時間がかかったり、身体の中にあるエネルギーを使うため、いつもよりも早めに疲れを感じてしまったりと、お仕事をしていく過程で障害になる事が多いです。
そのため、寒さ対策が必須となりますが、外で作業をする場合、防寒着を着込むしか方法がありません。

建設業 大工にお勧めの電熱服の条件


外で作業をする際の防寒アイテムの条件として、「作業の邪魔にならない」が挙げられます。
そのため、寒いからといって大量に服を着こんでしまうと、動きにくくなり、かえって作業効率が落ちてしまいます。
そのため、「着こまなくてよい」防寒着が注目されます。
そんな「着こまなくてよい」防寒着として、電熱服(ヒートウェア)が挙げられます。
服の中にヒーターが搭載されているため、電熱服1枚で快適な温度を常に保ってくれるため、何枚も服を着る必要が無くなります。
会社や作業場によって電熱服を使い分ける必要がります。作業着を絶対上に着ないといけない場合は、下に着れる電熱ベストを、作業着の上からジャケットを羽織って良い場合は電熱ブルゾンやジャケットなど、それぞれ使い分ける事もできますので、シーンに合った電熱服を選ぶ必要がります。

電熱服の他、手袋やインナーなどもうまく取り入れて!

手袋の種類
防寒アイテムとして電熱服以外にも、防寒インナーや作業用手袋など、沢山の身に着ける防寒アイテムは存在します。
特に外で作業する場合、寒さと同じくらい冷たい風の対策も必要となるため、防風対策済みの作業手袋などは必需品とも言えます。
他にも電熱服の効果を更に高めるインナーや、首回りを暖かくするネックウォーマー、防寒パンツなど、様々な防寒アイテムがあります。
最近の防寒アイテムは「ザ・作業用」のようなデザインではなく、カジュアルな見た目や、若い人でも気に入るデザインの服なども多いため、選択の幅が沢山広がっている状態です。

電熱服(ヒーターウェア)導入レポート

富山県 T社様の場合

導入のきっかけ

従業員に薦められて

導入してみた効果

今までチームで作業をしていましたが、その一人が作業服の下に電熱ベストを着ていたのがきっかけです。その従業員だけ寒空の下平気そうにしていたので、何か対策でもしているのかを聞いたところ、電熱服の存在を知りました。
試しにその従業員がいたチーム全員に電熱服を導入してみたところ、作業効率が上がっていき、今まで8時間かかっていた作業が6時間で終わるなど、数字で効率が良くなっていくところが見えてきました。
導入自体は大満足なため、この存在を教えてくれた従業員にはとても感謝しています。

使用した従業員の感想

今まではヒートテックを着て作業をしていましたが、さすがにヒートテックだけでは対策が難しくなりました。何よりヒートテックは動けば動くほど暖かくなる優れものですが、汗をすごくかいてしまい、今すぐにでも脱ぎたくなる傾向もありました。かといって脱ぐわけにはいかず、自分のかいた汗のせいで体を冷やし、危うく風邪をひくところでした。
しかし、電熱服を導入してからは寒さが平気になり、薄手で済むので汗をかいても、すぐに拭けるようになりました。
作業服にはポケットも沢山ついているので、モバイルバッテリーを入れる場所の心配もなく、常に快適に作業ができるので、大変助かっています。

兵庫県 D社様の場合

導入のきっかけ

偶然知ったから

導入してみた効果

毎年の防寒対策は常に悩みの種であり、あの手この手でいろいろと施策をしてきました。ある時は従業員全員にヒートテックを配っていましたが、1枚だと翌日には着れず、3枚以上だと従業員の数がいればいるほど予算が掛かるため、なかなか会社から支給する事は難しい案件でした。インナーのため、長く着れば着るほどよれよれになり、密着感が薄れていき、早い人では1カ月以内に着れなくなるなんて人もいました。
しかし電熱服の場合、1着の値段は確かにインナーよりも高いですが、この1着だけで数年は持つアイテムのため、多少の損はあっても従業員のために導入を決意しました。
結果として従業員の満足度がアップし、仕事への取組みの姿勢も変わりました。今までは外での作業に対して多少の不平不満が聞こえていましたが、暖かな格好をして作業ができる事からそんな声も少なくなってきましたので、導入して良かったと思います。

使用した従業員の感想

電熱ベストを支給されましたが、これがとても便利で大変助かっています。作業着には沢山のソケットがあり、そこにいくつか必要最低限の道具を収納していましたが、今まではその上からジャケットを着て作業をしていました。しかし、道具を取る際にジャケットが邪魔になり、何度が着たり脱いだりを繰り返していましたが、ベストの場合、作業着の下に着れるので、上を脱ぐ必要がなく、作業の効率が上がったと思っています。
しかもベストの場合、脇側に服が絡むことが無いため、可動性も高く、動きやすくてすごく楽です。それでいて暖かいので、今後の仕事でもこのベストが無いと仕事ができないかもしれません。

福岡県 M社様の場合

導入のきっかけ

防寒対策を考えていた際に目についたから

導入してみた効果

最近、夏は空調服が流行っており、我が社も導入したところ、大絶賛の声が上がりました。そのため、冬の寒さ対策にも空調服と同じように暖かくなる服があると思い探したところ、電熱服を見つけました。
こちらも従業員に渡したところ大絶賛を貰い、今ではどの従業員も気持ちよく外での作業をこなしています。

使用した従業員の感想

夏の時も感じましたが、最近の環境に適した服はすさまじいの一言です。夏は空調が効いているため、多少暑くても我慢ができるまで抑える事ができましたが、冬も寒さ対策がしっかりとされており、多少の冷たい風ぐらいならばすぐに電熱服がカバーしてくれるため、すごい助かっています。
ネックとしてはモバイルバッテリーを使う点ですが、今ではほとんどの人が持っているため、あまり気にならない事なのかなと思います。

オススメの電熱式防寒服

ボルトヒート 電熱ベスト G8049

「VOLT HEAT(ボルトヒート)」のアウトドアテイストの電熱ベストです。3段階から温度調節可能でスイッチを入れるとすぐに暖かくなります。発熱体が一体型のタイプとなり市販のモバイルバッテリーもご使用頂けます。
ボルトヒート G8049
ボルトヒート G8049 詳細

ボルトヒート 電熱ベスト G8089

「VOLT HEAT(ボルトヒート)」のグラフィカルプリントが印象的な電熱ベストです。熱体が一体型のタイプで、市販のモバイルバッテリーもご使用頂けます。背中裏側はアルミプリントになっており更に保温効果を高める効果があります。。
ボルトヒート G8089
ボルトヒート G8089 詳細

KURODARUMA 電熱ベスト KR54801

発熱体が取り外せるタイプの電熱ベストです。色味はシンプルなブラックと人気の迷彩柄から選べます。バッテリーは専用バッテリーを使用するタイプになり、スマートフォンで操作可能です。
電熱ベスト KR54801
電熱ベスト KR54801 詳細

まとめ


外での作業の場合、どうしても寒さと冷たい風が邪魔をして、作業効率が悪くなることがあります。しかし防寒対策をしっかりとしていれば、そんな悩みなどあっという間に解決してくれること間違いなしです。
特に従業員側の視点に立つと、如何に防寒着が仕事に役立っているかがよくわかります。作業効率もそうですが、体調管理の点からも電熱服などの防寒着は最適のアイテムですので、ぜひ導入を検討してみて下さい。