ユニフォームに関するお金の話

ユニフォーム の金額

ユニフォームを導入の費用はいくらくらい?

企業が導入している社員のユニフォームは、時代の流れやニーズを反映したものであるのが理想的です。毎年モデルチェンジする必要はないものの、周年のタイミングなどでユニフォームを見直し、モデルチェンジを行う企業は少なくありません。

ユニフォームと言っても、誰がどんな現場で着用するのかによって、デザインや素材、求められる機能性は多種多様です。具体的にどんな機能性が必要なのかを絞ったら、たくさんある選択肢の中からどんなものが良いのかを絞り込んでいきます。同じ現場で使用するユニフォームでも、素材やデザイン、機能によっても、導入の際にかかる費用は異なります。

ユニフォーム導入にかかる費用は、目に見える費用と目に見えない費用とに分類できます。目に見える費用とは、ユニフォームの実際の購入にかかる費用のことです。これは必要な枚数が多ければ多いほど高くなります。

目に見えない費用というのは、リサーチやデザインの際にかかる費用、社員からユニフォームのサイズ集計をする際にかかる人件費、また納品されたユニフォームを社員に届ける際にかかる人件費などが含まれます。現在のユニフォームの問題点を洗い出して改善できる部分を新しいユニフォームに反映させるなど、ユニフォームのモデルチェンジにはたくさんの手間がかかります。一つ一つの工程ごとに人件費がかかりますが、これらは実際のユニフォーム購入費用には含まれません。しかし、こうした人件費も企業にとっては大きな経費となるため、見過ごすことはできません。

目に見えない費用は、必要なユニフォームの枚数にかかる金額に比例するわけではありません。しかし、社員数が多くなったり事業所の数が増えたりすれば、かかる人件費も高くなるので、事前にきちんと予算を確保しておきたいものです。

ユニフォームの価格 相場

 

ユニフォームの導入は単純な物販での購入だけではありません

企業が導入するユニフォームは、販売されているものを購入する単純な物販購入だけではありません。ユニフォームの導入には、購入タイプもあれば、レンタルのタイプもあります。それぞれメリットとデメリットがあるため、企業はニーズに応じて、導入にどちらが適しているのかを判断する必要があります。

ユニフォームのレンタルとは、ユニフォームを所有するのはレンタル業者で、導入する企業は一定期間の契約でサービスを利用するという形式です。

ユニフォームはレンタルと購入どちらがいい

ユニフォームのレンタルのメリット

このサービスを利用する1つ目のメリットは、制服の品質管理やメンテナンスはすべてレンタル業者が行うという点です。定期的にユニフォームを回収してクリーニングをしてくれたり、古びたものは新しいものに交換してくれたりなど、メンテナンスがサービス料金に含まれています。企業にとっては、常に良い状態のユニフォームを使用できるというメリットがあります。

2つ目のメリットは、最初にまとまった費用がかからないという点です。ユニフォームを購入する場合、最初にまとまった金額が必要となります。場合によっては一括払いではなくて分割払いができるケースはあるものの、資金面で余裕がない企業にとって、まとまった費用を準備することは簡単ではないでしょう。しかし、レンタルサービスなら、毎月の利用料はかかるものの、まとまった初期費用は不要です。

それでは、ユニフォームのレンタルには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

ユニフォームのレンタルのデメリット

1つ目のデメリットは、レンタルサービス料が定期的に発生するという点があります。短期間の利用なら、購入するよりもリーズナブルになりますが、長期間の利用だと購入するよりも割高となってしまいます。

2つ目のデメリットは、カスタマイズが難しいという点があります。たとえば、ユニフォームに企業名やロゴを入れたい場合、レンタル業者によってどこまでのカスタマイズが可能かという点が異なります。他社との差別化を図りたい場合には、レンタルよりも購入の方がフレキシブルです。

ユニフォームを購入する場合には、かかる費用を一括で支払わなければいけない場合もあれば、分割払いができる場合とがあります。これは、制服の種類や枚数などによって異なるわけではなく、ユニフォームを購入する業者との信頼関係やその企業の社会的な信用度によります。一括払いではなく割賦払いを利用する際にも、メリットとデメリットがあることを理解しておきましょう。

ユニフォームの割賦払い購入のメリット

1つ目のメリットは、最初にまとまった初期費用が必要ないという点があります。この点は、レンタルサービスを利用する場合と同じです。

2つ目のメリットは、毎月の割賦払いがかかるものの、一定期間の支払いを続ければ、いずれは完済できるという点があります。長期間利用する場合でも、レンタルサービスのようにずっと費用がかかるわけではありません。

3つ目のメリットは、カスタマイズしやすいという点があります。割賦払いはレンタルと違って、最終的にユニフォームを返却する必要はなく、完済すれば所有できます。そのため、社名やロゴを入れやすく、他社との差別化を図れるというメリットがあります。

ユニフォームの割賦払い購入のデメリット

デメリットは、一括払いする場合と比べると、金利などがかかって割高になるという点があります。企業にとってはまとまった初期費用がかからないことは大きなメリットですが、最終的に支払う購入費用は一括払いよりも割高になります。

物販、レンタル、割賦、それぞれのユニフォーム導入方法に適した業種

業種によって考えよう

ユニフォームの導入では、購入する物販タイプに加え、レンタルという方法も選択肢になることが多いものです。また、物販購入する場合でも、一括払いか割賦払いを選択できる場合があります。具体的にどの方法が最適かという点については、業種やニーズなどによって異なります。

物販購入する場合ですが、これは基本的にはどの業種にも適した導入方法です。特に、社員数が多い大企業や離職率が低いオフィスワーク系のユニフォームなら、レンタルよりも物販購入の方が長期的にはお得になるでしょう。

購入ではなくレンタルでの導入は、人の入れ替わりが激しい業種や職種に適しています。例えば、社員ではなくてパートやアルバイトに対してユニフォームを支給する場合、食品工場やお弁当の製造工場など、パートやアルバイトが戦力の主流を占める場合などが該当します。また、頻繁なクリーニングが必要となるメカニック系工場のユニフォームや、高い水準での衛生管理が必要な医療介護業界におけるユニフォームなどもまた、レンタルがおすすめです。

それでは、ユニフォームの購入で、一括払いではなくて割賦払いにするのが適しているのは、どのような企業なのでしょうか。1つ目には、まとまった金額の初期費用をかけたくない企業が挙げられます。創業したばかりの企業の場合には、初期費用を抑えることによって運転資金を多く残すことができます。

2つ目には、ユニフォームの購入にかかる費用を毎月の経費として管理したい企業が挙げられます。これは幅広い企業規模に適用できるもので、企業の考え方次第と言えるでしょう。

まとめ

計画的なユニフォーム導入を

ユニフォームの導入にかかる費用には、実際の購入費用に加えて、導入に際してかかる人件費のように目に見えない費用もあります。また、一括払いによる物販購入だけでなく、クリーニングなどのメンテナンスも管理してもらえるレンタルサービスもあります。一括払いではなく割賦払いに対応している業者もあるので、導入する際には幅広い選択肢の中から最適な導入方法を選びたいものです。

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