空調服を導入企業さまレポート[運送・倉庫業編]

運送業 倉庫業にお薦めの空調服

人手不足が深刻な運送業 労働環境改善は必須

インターネット通販の拡大によって、運送業の業務量は格段に伸びています。特に新型コロナウイルスの影響によって、さらにネットショッピングをする人が増えて、この業界は深刻な人出不足に陥るようになっています。この業界の仕事は、時に過酷な労働環境となることがあるというのも拍車をかけています。夏場の倉庫業務は熱がこもりますし、重い荷物を動かすため、熱中症のリスクが高くなるからです。また、ドライバーも外の暑い天候の中で走り回る必要があります。企業としても暑さ対策を十分に施し、できるだけ快適な労働環境とすることで、人手不足を解消する助けとすることができます。

運送業編におすすめの空調服の条件

袖が無いので動きやすい
暑さ対策として空調服は様々な状況で役に立ちますが、運送業では他の業界とは異なる事情があります。荷物を手に抱えて動かすことが多いので、長袖の服だと擦れてしまうという問題があります。そのため、半袖やベスト型の商品を選ぶことが多いです。

また、価格面でもコストパフォーマンスを考える必要があります。運送業では倉庫作業やドライバーなど、たくさんの人が関わっていますので、スタッフに支給するとなると、かなりのコストとなるからです。

機能面ではUV加工が施されているかどうか重要です。これは特にドライバーなど屋外作業が多い作業員に言えることで、常に日光に当たっていますので、UV加工があることで日焼けに体力防止できるためです。また、服がある程度ぴったりしていないと、車を乗り降りする時に引っかかってしまうことがあります。そのため、サイズ感や服の形状にも気を付けて、動きやすいかどうかをチェックすることが大事です。

大阪府 運送業A社 さまの場合

倉庫業

導入のきっかけ

夏場にかけてギフトが増えることやネット通販のニーズが増えたことなどで、一気に現場の負担が大きくなりました。ただでさえ暑い時期は疲れなどから、動きが悪くなって作業の効率が悪くなりますので、できるだけ業務効率を落とさない工夫が必要でした。そこで、スタッフ一人一人に支給できるファン送風の服という案が出てきました。価格面と効果の比較についての検討も重ねた結果、十分な効果が見込めるということで導入を決めました。

導入してみた効果

最初は一部のスタッフに試験的に導入してみました。すると、倉庫作業をする時もかなり快適で、集中力も途切れることなく、他の季節と同じように働けるという感想を述べたスタッフが多く出ました。そのため、全社的に支給することにしました。その結果、はっきりと分かるほどミスが減って、現場での作業スピードもアップしているのを実感しています。

使用した従業員の感想

ベスト型の服を支給してもらって、かなり快適です。風が首筋まで来るので、首回りの不快感がなくなって、涼しさを実感できています。袖がないので、荷物を扱ったり手袋を脱着したりするのも楽です。以前よりも暑さでボーっとしてしまうことがほとんどなくなって、体力的にも負担が減っているのがうれしいです。

福岡県 倉庫業M社 さまの場合

倉庫業

導入のきっかけ

日光がきつく当たる夏場の長時間の運転がキツイというドライバーが増えていることに気付いていました。もちろん、車内ではクーラーをかけているのですが、シートのせいで背中が蒸れてしまうのが問題だったようです。また、倉庫作業をしているスタッフは、場所によってクーラーがあまり効かず、熱気がこもっているところで作業するのが大変だと感じていました。当社の荷受け量も多くなってきて、さらにスタッフを増やす必要が出てきましたので、より快適な環境にしないと人材確保が難しいのではないかという不安がありました。そこで、一つの対策として空調服を導入することを検討しました。

導入してみた効果

ドライバー向けには、シートに使えるタイプの商品を導入してみました。明らかに背中の蒸れなどが減って、不快感がなくなったようです。その分長い時間の運転でも集中力が切れることなく、安全に走行できるようになったと好評です。倉庫作業スタッフには、ベスト型の動きやすいものを導入しました。倉庫の端の方など、クーラーで冷えないところでも変わらず働けるということで、作業スピードが上がっているのが目に見える効果として出ています。

使用した従業員の感想

以前と比べて、「暑い暑い」と言う回数が確実に減りました。汗の量も減っているので、タオルをいつも持ち歩く必要がなくなったというのもうれしいところです。疲れ方が違うので、仕事が終わっても体力が残っているというのが個人的にはうれしいです。

東京都 運送業T社 さまの場合

運送業の従業員導入のきっかけ

季節ごとにミスの発生回数などを見てみると、夏場に単純なミスが多く発生していることが分かりました。配達忘れなどが多かった状況です。そのため、少しでもドライバーの集中力を保たせるための施策として、空調服を支給することを検討しました。

導入してみた効果

業務効率化につながったのが大きな効果だと思います。平均的な配達時間が他の季節とさほど変わらなくなりましたし、明らかにミスの頻度が減りました。結果として、再配達やカスタマー対応などの手間も減って、全体的に業務を簡素にできています。社員にもこの服のおかげで快適に仕事ができていると好評で、福利厚生にも良かったと考えています。

使用した従業員の感想

夏場は後ろの荷室がかなりの温度になるので、車内がクーラーで涼しくても、一気に汗が噴き出るような状況でした。ところが、この服のおかげで以前のような辛さがなくなりました。暑さとクーラーの寒暖差もあまりなくなったのか、疲れにくくなっているというのもいいです。

空調服で労働環境の改善をしよう

人手不足が深刻になっている運送業では、安定したサービスを提供するためにも、労働環境を改善して、多くのスタッフを確保することが重要です。そのための一つの対策として、空調服を導入する企業が多くなっています。コストパフォーマンスの高い方法ですし、ドライバーや倉庫作業スタッフの安全を守るためにも役立ちます。現場作業の実際を確認し、動きやすいタイプの服を選ぶようにしましょう。