「フルハーネス」「ランヤード」で人気のTOWAを詳しくご紹介!(12/14更新)

TOWA フルハーネス 特集

建設業や鳶職など安全帯を日常的に使用する業種はありますが、2019年2月よりフルハーネス型安全帯「墜落制止用器具」の使用に関する規格が改正されました。
これにより従来ではフルハーネスを使用していなかった業種でもフルハーネスの使用が義務付けられました。今回は、そんなフルハーネスを取り扱うメーカーの中でも株式会社TOWAについてご紹介させて頂きます。

フルハーネス型安全帯とは

高所作業 作業員

そもそもフルハーネス「墜落制止用器具」とは、どのようなものでしょう?
フルハーネスとは、高所作業時に墜落した際の怪我のリスクを軽減してくれる器具のことです。
フルハーネスは肩やふともも、胸部分などの複数のベルトで構成され、このベルトにより体が安全帯から抜け出すことや、落下した際の衝撃で胸部・腹部を圧迫するリスクを低減してくれます。また、宙つり状態になった場合も身体の重心位置(腰部付近)より頭側に重心を維持するため、着用者の姿勢が“逆さま姿勢”になることを防止する機能もあります。新規格のフルハーネスでは、ショックアブソーバーの使用で義務付けられており、ショックアブソーバーとは、2枚の緩衝ベルトで構成されており、 衝撃が加わった際に、縫製された2枚の緩衝ベルトが引き裂かれることにより、墜落時の衝撃を緩和してくれる部分になっております。衝撃が弱まるため、ランヤードへの衝撃も小さくなり、ランヤードのフックを取り付けた設備への荷重が小さく なるほか、墜落し、ランヤードが鋭利な角などに接触した際に生じるランヤードの切断リスクを低減する効果も期待できます。

高所作業ではフルハーネスが義務化

規格改正は2019年2月1日に施行されており、従来の従来の胴ベルトや、フルハーネスについては、使用は2021年12月31日までとなっております。改正により6.75m以上の高さでのフルハーネス安全帯が義務化され、高所作業でのフルハーネスの着用が必須となっております。

株式会社TOWAとは?

TOWA(トーワ)とは

株式会社TOWAは1988年創業、安全器具への参入は1994年と業界では比較的新しいメーカーにはなりますが、創業当初の事業として、外壁などのクリーニング事業をしており、高所作業の現場で培った経験などを元に作業員に本当に必要な安全器具を考案し、多くの現場の声に応えております。一般企業向けの安全器具の他に、消防・レスキュー・警察・海上保安・自衛隊などへも納入しておりその安全性と信頼性は証明されております。また、アメリカのトイフェルベルガー社、ドイツのアンガー社などの海外メーカーと日本での正規輸入代理店契約もしており、商品を取り扱っております。

TOWAのフルハーネスのご紹介

TOWAの高機能なフルハーネスをご紹介致します。

TOWAスカイハーネス

TOWAを代表するフルハーネス「スカイハーネス」です。軽量ですばやく装着でき、動きやすいフォールアレスト用フルハーネスとなっております、シンプルな構造になっており、簡単にすばやく装着することが可能です。軽量化のため金属パーツはアルミ製を使用しております。

通常フルハーネスでは、S、M、Lなどサイズごとで別れておりますが、複数の作業者が使用することができ、管理のしやすさを考慮し、フリーサイズとなっております。接続部分には、通常上位機種のみとなっているワンタッチバックルが標準で採用されており、はじめてフルハーネスを着用される方でも簡単に装着することができます。腰部にはスライド式のベルトが採用されており、動きに併せて稼働するのでベルトが突っ張ることがなく、快適に作業を行えます。オプションとして背当て太腿パットセットがあり、背中、型部分、内腿がベルトと接触する負担を軽減してくれます。

スカイハーネス仕様説明

TSH020B TSH020K
色:ブルー、ブラック
胸囲:125cmまで
太もも:75cmまで
最大使用荷重:130kgまで
重量:860g
スカイハーネス用背当て太腿パットセット
TSH010P
重量:140g

TOWA スカイハーネス フロントプラス

あらゆる業務に使用できるトリプルアクシス可能なトリニティカラビナ採用のフルハーネスです。胸部にトリプルアクシス(3方向からの荷重)に対応する特殊なカラビナが装着されており、建造物の側面などに張り付くかたちで作業する際などにロープと胸部のカラビナを接続することで安全性を高めることが出来ます。

スカイハーネス フロントプラス仕様

TSH111K TSH112K
色:ブラック
最大使用荷重:130kgまで
サイズ:S-L L-LL
身長:150-180cm 170-200cm
胸囲:55-100cm 100-125cm
腿:40-60cm 60-75cm
重量:1130g 1160g

TOWA スカイハーネス フロントプラス

TOWAのランヤードのご紹介

TOWA フレックスランヤード

フルハーネスに装着するランヤードです。カラビナタイプで背中のD環に装着することが出来ます。軽量のアルミ製とスチール製の2タイプを揃えております。通常の使用では、第一種のショックアブソーバーを使用したスチール製がおすすめです。
ロープ部分は伸び縮みする伸縮素材になっており、ランヤードが垂れ下がり邪魔になってしまうことを防いでくれます。1丁がけとランヤードを完全に外してしまう時間をなくし、安全性高めてくれる2丁がけの2種類を展開しております。

フレックスランヤード仕様

フレックスランヤード(スチールフック)

シングル フレックスランヤード(スチールフック)

商品番号:TWNHLY150、シングル 第一種、全長:150cm、大フック開口:60mm、最大使用荷重;100kgまで、重量:740g

ツイン フレックスランヤード(スチールフック)

商品番号:TWNHLY170V、ツイン 第一種、全長:170cm、大フック開口:60mm、最大使用荷重;100kgまで、重量:1215g

フレックスランヤード(アルミフック)

シングル フレックスランヤード(アルミフック)

商品番号:TWNHLY150A、シングル 第二種、全長:150cm、大フック開口:55mm、最大使用荷重;130kgまで、重量:660g

ツイン フレックスランヤード(スチールフック)

商品番号:TWNHLY160VA、ツイン 第二種、全長:160cm、大フック開口:55mm、最大使用荷重;130kgまで、重量:990g

TOWA 巻取り式ランヤード

巻き取り式ランヤード

ランヤードが不要な際はロープ部分を収納してくれる巻取り式ランヤードです。移動距離に応じてロープが引き出され、作業中は常にランヤードの長さが必要最小限に保たれ、ロープのたるみに障害物や足を引っ掛ける危険が少なく、作業環境全体の安全性にも貢献するシステムです。
ロープ部分には高強度のダイニーマスリング製を使用しております。フック部分は高耐久のアルミフックを採用しております。2本合わせてつけることでツインタイプとして使用出来ます。

リーマックスランヤードの仕様

巻き取り式ランヤード

商品番号:TWRMXLY170A、巻取式シングル 第一種、全長:170cm、大フック開口:55mm、最大使用荷重;100kgまで、重量:1060g

セーフティーブロック

セーフティロック

コンパクトで持ち運びに便利なセーフティーブロックです。ロープ部分はダイニーマスリング製で高強度でありながら軽量化を実現しております。通常作業時はフック付きスリングが作業者を追随します。一定以上の加速(墜落)があるとブレーキが作動し停止します。支店との接続部が回転(スイベル)式になっておりよれやねじれを帽子してくれます。

セーフティーブロック仕様
(クルクルキャッチライフライン)

セーフティーブロック

商品番号:TWCT003、全長:長さ3m、大フック開口:巻取式 ×幅20mm、最大使用荷重;100kgまで、重量:1200g

まとめ

フルハーネスは大手メーカー以外にも様々なメーカーが商品を出されています。
数々あるフルハーネスの中、せっかく選ぶなら安心、安全なメーカーの商品を選んでいただきたいです。TOWAは大手メーカーに比べ知名度は高くはありませんが、自衛隊やレスキューなど安全性が絶対的に必要な職種から支持された安心のあるメーカーです。
フルハーネスを安全性で選ぶなら一度検討してみてはいかがでしょうか?
TOWAのフルハーネスなら丸十服装へぜひお問い合わせください

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