フルハーネス対応 オススメの作業着・空調服

フルハーネス 空調服

みなさんは、フルハーネス対応の作業着と、一般的な作業着の違いをご存知ですか?

フルハーネスを装着する際には、フルハーネス対応の作業着を着用することにより、業務をスムーズにおこなうための様々なメリットを得ることができます。

今回は、安衛法改正によるフルハーネス義務化にともない、フルハーネス対応の作業着のメリットから今オススメのフルハーネス対応モデルまで製品を解説します。

フルハーネスが義務化に!

安衛法(労働安全衛生法)が改正・施行され、今まで慣れ親しんできた「安全帯」という法令用語としての名称が「墜落制止用器具」へと改変されました。

そして今後、屋外の業務において6.75メートル以上(建設業は5メートル以上)の場所の場合、フルハーネス型タイプの墜落制止用器具を使用することが義務付けられました。

この影響により、多くの現場でフルハーネスを着用するシーンが増加しています。

フルハーネスの義務化

フルハーネスの基礎知識

フルハーネスとは、墜落制止用器具のひとつで、胴や肩、ももなど、全身にかけてベルトを通すことにより、落下時の安全性を保つためのアイテムです。

作業者と落下防止のワイヤーを繋ぐランヤード、墜落阻止時に発生する衝撃を低減させるためのショックアブソーバーなどを合わせて使用します。

フルハーネス対応の作業着と、普通の作業着の違いとは?

フルハーネスに適した作業着

次に「フルハーネス対応」となっている作業着と、普通の作業着の違いについて解説します。

フルハーネス対応となっているウェアには以下のようなメリットがあるため、フルハーネスを装着する際には、基本的に対応モデルを選択するほうが便利です。

ポケットなどにフルハーネスが干渉しない

一般的な作業着の場合には、ハーネスを装着した際にポケットに干渉してしまい、ポケットが開かない、もしくは開きにくくなってしまうことも多く、不便です。

一方でフルハーネス対応の作業着の場合には、ハーネスの位置を意識したポケット構造となっているため、ハーネス装着時にもポケットの出し入れがしやすいというメリットがあります。

空調服の場合は、背中からランヤードを取り出せる

一般的な作業着ではなく空調服にもフルハーネス対応の製品が存在します。

空調服フルハーネス対応のモデルであれば、ランヤードフックが取り付けられるD環が付いていたり、背中からランヤードを取り出せる穴が付いていたりと、便利な機能が備わっています。

プロが薦めるフルハーネス対応の作業着・空調服

最後に、いまオススメのフルハーネス対応型の作業着・空調服を紹介します。

フルハーネス対応 作業服 コーコス A6170

コーコス信岡の「A6170」は、実に11箇所を有するポケット数が魅力の、大容量モデルです。

ただポケットの数が多いだけではなく、トランシーバー対応であったり、縦ポケットやタブレット収納ポケットが整備されていたりと、細かいディテールに気が利いていることが特徴です。

アッシュ・インディゴ・グラファイトの3色展開となっています。

コーコス信岡 A6170

フルハーネス対応 作業服 自重堂 76000

自重堂の「76000」は、JIS規格に対応した高度な帯電防止機能を備え、Z-DRAGONブランドを冠したジャンパー型のモデルです。

綿とポリエステルの混紡素材であるため、軽量で丈夫ながらも肌触りの良さを兼ね備えており、業務での活用にはピッタリです。

また両肩と両脇には消臭テープが付いており、長時間の使用でも快適に作業をおこなえます。

静電気の発生しやすい高所環境にオススメの一品です。

自重堂 76000

フルハーネス対応 空調服 54080

自重堂の「54080」は、長袖タイプの空調服です。

ポリエステルの極細繊維を密度高く織り上げる技術「高密度タフタ」を採用しており、軽量ながらも頑丈なつくりになっています。高い密度で織られていることから、防風性と撥水性にも優れています。

またウレタンコーティングの遮熱加工を施しており、未加工のモデルに比べて体感温度-5℃を実現。UV加工も備わっているため、太陽が照りつける夏場の高所作業にはピッタリのモデルです。

シルバー・キャメル・ネイビーの3色からお選びいただけます。

空調服 自重堂 G-DRAGON 54080

 

フルハーネス対応 空調風神服 KU95990G

本製品は、サンエスが提供する、フルハーネス対応のベスト型 空調風神服「KU95990G」です。ネイビーとグレーの2色が用意されています。

落ち着いた色合いのシックなデザインが特徴的で、非常に軽量で動きやすく、撥水加工が施されているため、さまざまな業務に適したモデルになります。

「クイックフリーファスナー」という機能は、軽い負荷を感じた際にファスナーが解放される仕組みで、落下時の首吊り事故のリスクを低減することができます。

また速乾性を備えており、洗濯にも強いことから日々の手入れが簡単であり、イージーケア製品であることも大きなメリットです。

空調服のフルハーネス対応モデルで、ベスト型をお探しの人にはピッタリの製品です。

フルハーネス対応 空調風神服 KU95990G

 

フルハーネス対応の作業着を選び安全・快適に働こう

今回は、フルハーネス対応の作業着について、基礎知識から今オススメのモデルまで解説しました。

安衛法の改正により、2022の1月1日以降の高所作業には、原則として新規格に適合したフルハーネス型の墜落制止用器具を使用しなければなりません。

フルハーネスに対応型している作業着を着用することで、ハーネス装着時にはさまざまなメリットを得られます。

使用環境に適した製品を選び、安全に業務を遂行しましょう。

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