エコマーク認定の作業服・ユニフォームについて

皆さんは「エコマーク」という言葉をご存知ですか?
エコマークとは、環境保全に役立つと認定された商品に付けられているラベルのことです。
私たちの身の回りを見渡すと、エコマークが付いた商品がたくさんあります。そして実は、作業服やユニフォームにもエコマーク認定の商品が多数存在しているのです。
本記事では、エコマークの基礎知識から作業服・ユニフォームへのエコマークについて解説していきます。

エコマークとは?

引用:環境省

エコマークとは、「環境ラベル」の1種です。環境保全につながる商品やサービスに付与されます。
環境ラベルにはほかにも、再生紙の使用を表す「Rマーク」や、生物由来の資源の活用を表す「バイオマスマーク」、持続可能的に森林管理が行われた木材・製品であることを表す「FSC認証マーク」などがあります。
エコマークは日本国内向け・一般消費者向けとなる最初の環境ラベルであり、1989年に制定されました。現在に至るまで「日本環境協会」が中心となって運営・認定をおこなっています。開始当初の対象は日用品がほとんどでしたが、現在では無形のサービスも含め60種以上の分野を対象としており、実に5000以上の商品において認定がなされています。認定された商品のなかから、とくに環境性能やエコフレンドリーにすぐれた商品には「エコマークアワード」にて表彰される可能性もあるようです。
30年という長い歴史もあり、国内における認知度の高いマークのひとつといえるでしょう。

日本環境協会とは?

引用:日本環境協会

日本環境協会とは、1977年に環境省(当時は環境庁)の先導で設立された公益財団法人です。エコマーク事業のほか、環境教育事業、環境行政への協力活動などを主な事業としています。

エコマークの認定基準は?

エコマークは、その商品の「資源採取」から「製造」「流通」「廃棄」までのすべての工程・ライフサイクル全体において、第三者認証を経て審査されます。とくに以下の4項目を重視し、総合的に評価されます。

  • 地球温暖化の防止
  • 生物多様性の保全
  • 有害物質の制限とコントロール
  • 省資源と資源循環

エコマークのデザインについて

引用:日本環境協会

エコマークのデザインは地球(earth)と環境(environment)の頭文字である「e」を模した手が、地球を包んでいるイメージとなっています。「私たちの手で地球を守ろう」という思いを表現しているわけですね。
持続可能な社会をつくっていくことは、我々地球に暮らす全市民に課せられた命題であり、そのメッセージを端的に表現している素晴らしいデザインといえるのではないでしょうか。

作業服・ユニフォーム業界におけるエコマーク認定とは?

作業服・ユニフォーム業界においても、エコマークに認定された商品が多数提供されています。
おもに、使用済みのペットボトルから生まれる「リサイクル繊維」を活用した商品が中心です。回収したペットボトルを粉砕してペレットというものに変化させ、高温で溶かすことにより粘り気を含んだ液体になります。それを細かい穴に通すことで糸状になるため、再生繊維として新たな服に生まれ変わる……といった具合で作られます。基本的には「商品に使われている繊維の50%がリサイクル繊維となっている」ことが認定の要件となっています。
ペットボトルの再生繊維を使用した商品のほか、染色する際などに人体・地球環境へ有害な物質を抑制してつくられ、規定の基準値を満たした商品などにもエコマークが付けられています。

丸十服装ではエコマーク認定証を持つ商品を積極的に販売しています!

エコマークの基礎知識から、作業服・ユニフォーム業界のエコマーク事情まで解説しました。
エコマークは、環境保全につながる商品へ認定される環境ラベルであり、作業服・ユニフォームにも認定商品が多数存在します。
丸十服装ではエコマークの認定証を備えた商品を積極的に取り揃えております。環境にやさしいウェアをお選びいただくことで、地球のよりよい未来、循環型社会の構築にご協力いただけます。