お仕事服 大百科「ドライバー・運転手の仕事服ってどんなウェア?」

ドライバー・運転手の仕事服

車を運転する仕事にも、さまざまな職種があります。

送迎車両の運転手、運送業にて荷物を運搬する車両のドライバー、建設現場においての重機の運転手……。

今回は、タクシードライバーやバスの運転手などをはじめとする「旅客車」のドライバーにフォーカスを当て、仕事内容から、業務時に着用する仕事服まで解説します。

ドライバー

ドライバー・運転手という仕事

タクシードライバー・バスの運転手など、旅客車の運転手は、お客さんを乗降させ、目的地まで運搬することが仕事です。

基本的には一人でできる業務であるため、人間関係などの煩わしさがない事から、脱サラして始める人も多いとされています。

ドライバー・運転手になるための資格や条件

タクシードライバーやバスの運転手になるためには、普通自動車第一種運転免許と、第二種運転免許が必要になります。

第一種運転免許とは、一般的な運転免許のことです。第二種運転免許とは、バスやタクシーなど、お客様を搭乗させて運送する「旅客自動車」を運転するための免許となります。第二種運転免許の取得には、第一種免許を取得後に3年が経過していること、21歳以上であることが条件となっています。

またタクシードライバーの場合、東京や神奈川、大阪の一部地域によっては、主要幹線道路や施設、乗車した地点から目的地までの最短ルート、タクシー事業の法令などについての知識を問う「法令・安全及接遇および地理試験」に合格しないといけません。

タクシードライバー

ドライバー・運転手向けの仕事服カタログ

タクシードライバー・バスの運転手は、所属する会社によって制服が用意されていることもあれば、私服で働くことができる場合もあります。

私服勤務は楽ですが、もちろんTシャツ・ジーンズなどのカジュアルな服装は好ましくありません。あくまでも仕事という意識を忘れずに、なるべくフォーマルな雰囲気の、高い信頼感を感じてもらえるウェアを着用するようにしましょう。

たとえば、さまざまな業界・職種に向けたユニフォームを製造販売する興和商事株式会社では、「DALTON」というカタログシリーズにて、タクシードライバーやバスの運転手にピッタリの機能性ウェアを展開しています。

ダルトンカタログ

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夏場の業務には“空調服”を着用しよう

一般的な旅客車の車両には冷暖房が完備していますが、基本的には様々なお客さんに合わせて温度を調節しなければならないため、夏場はあまり温度を下げることはできません。

そのため、夏場のタクシードライバー・バスの運転手には、空調服・空調風神服の着用をオススメします。

空調服・空調風神服とは?

空調服・空調風神服とは、ウェアの背面に装着されたファンから外気を取り込み、内部へ空気を循環させることで汗を効率よく蒸発させ、冷涼感を感じることのできるアイテムです。

近年、その着用効果の高さから、夏場の熱中症対策として様々な業界に導入されるようになりました。

スマートでスタイリッシュなモデルから、迷彩柄などのカジュアルなモデルまで、現在ではさまざまなデザインの製品が販売されていますが、タクシードライバー・バスの運転手の場合には、シックで落ち着いたデザインのものを選ぶのがベターです。

空調服

冬場の業務には“電熱服”を着用しよう

寒い冬場においては、防寒着として電熱服の着用がオススメです。

電熱服とは?

電熱服とは、電気の力でウェアの繊維を発熱させることにより、着用者の身体を暖めることのできるアイテムです。

スイッチを入れるだけで素早く暖まるため、冬の防寒対策として建設現場をはじめ多くの環境で導入されるようになりました。業務用途だけではなく、釣りやツーリングなどのレジャーにも最適です。

電熱服は、服の上にアウターとして着ることはもちろん、インナーとして着用できるような薄い生地のモデルもあります。

会社の規定により制服が指定されている場合には、その下にインナーとして活用するのがよいでしょう。

電熱 防寒 女子

ドライバー・運転手は空調服・電熱服の活用がオススメ

宅配ドライバー

今回は、タクシードライバー・バスの運転手の基礎知識から、仕事服まで解説しました。

旅客車の運転手は、私服で勤務できるような環境もありますが、できるだけフォーマルな雰囲気のウェアを着用することを心がけましょう。

また身体の寒暖調整としては、季節に合わせて空調服(空調風神服)や電熱服を活用するのがオススメです。

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