【新発想】 クロダルマ「襟吊り」タイプの電熱ウェアを解説【2022年モデル】(2024年1月12日更新)

2022年、クロダルマから、なんと「襟」に発熱体を付けて暖まるタイプの電熱ウェアが登場しました。
「襟に発熱体って…どういうこと?」皆さん、そう思われますよね。
今までになかった発想で作られた電熱ウェアと言えるでしょう。本記事では、その詳細に迫ってみました!

2022年・電熱ウェアは襟に発熱体が付けられる!

2022年、クロダルマが打ち出した新機軸は「発熱体を襟で簡単に着け外しできる電熱ウェア」です。
襟部分の内側にループを備え、発熱体(電熱ヒーターシート)を吊るして装着するという、斬新な構造のウェアを発表したのです。
すぐに着脱できるため、ウェアの洗濯もしやすく、環境に合わせてコンディションの調整が容易な電熱ウェアと言えるでしょう。

襟つりタイプの22年型・発熱体「KS401」のスペック

襟につるすのは、クロダルマ独自の発熱体(ヒーターシート)である「KS401」。
重量は約46gと軽く、1cmという薄さを実現しており、非使用時の持ち運びにも便利な発熱体です。上部に穴が空いており、付属のベルトを付けてウェアのループから吊るせる仕様となっています。こちらの発熱体は、4段階での温度調整「高温(63℃)・中温(54℃)・低音(48℃)・最低音(42℃)」が可能です。
連続稼働時間は高温の場合に約11時間(高音で1時間経過すると自動的に中温へ変換されるため)、中温で約12時間、低音で約17時間、最低音では約27時間とされています。
上記のとおり、高温での使用時にも1時間が経過すると自動的に中温へ変更されるため、低温やけどなどのリスクが軽減される仕組みとなっており、とても安全な仕様です。

22年型・バッテリー「KS104」のスペック

「KS104」は上述の発熱体「KS40」に接続する充電式のリチウムイオンバッテリーです。定格出力は高温(15V)・中温(12V)・低音(10V)・最低音(8V)となっています。
バッテリーに付いたボタンを押すことで、電源のON・OFFや温度調整ができます。フル充電に要する時間は6.5時間から7.5時間ほど。また充電回数は500回程度となっています。本体の重量は247gです。

襟つり発熱体が装着できる新作ウェア 2点

上述の襟つりタイプ発熱体「KS40」が装着可能なクロダルマの新作ウェアを2点紹介します。

インナーベスト(電熱服) 54372

インナーベストとしても使える、スマートな雰囲気のウェアです。ワッシャー加工によりナチュラルなシワ感を持ち、やわらかい風合いに仕上がっています。
素材は表地にタスランのナイロン100%、裏地にはタフタのポリエステル100%、中綿にはポリエステル100%が使われており、軽量かつ頑丈です。
ヒーターシートを収納する部分には保温性と抗菌性にすぐれたグラフェンプリントを採用しており、とても機能的です。また背面の裾部分には反射テープが備わっており、視認性を高めています。左胸にはボタン付きのポケットも配されており、小物類を安全に収納可能。
カラーはネイビー、チャコールグレー、オリーブの3色が用意されています。

服単品

電熱ベスト KR54372
電熱ベスト KR54372 モデル

服+熱体セット

電熱ベスト KR54372

服+熱体+バッテリーセット

電熱ベスト KR54372

54373

ジャンパータイプの防寒服で、耐水圧5000mmもの防水性を持ちます。表地は引き裂きに強いリップストップのポリエステル100%素材を使用。PUコーティング加工のため撥水性や防風性にもすぐれており、雨天時や強風時など、ハードな環境下での活躍が期待できる1着です。
裏地にはアルミ加工が施されているため、遮熱効果により保温性も抜群。また4cm幅の反射テープが視認性を高めてくれるため、夜間時に活用する際の安全性も確保しています。前立てはファスナーとマジックテープの二重構造、そして袖口はマジックテープ仕様のため、冷たい空気が内部に侵入するのを防ぎます。
また内部にはバッテリーポケットも配されており、発熱体使用時に便利です。
カラーバリエーションはブラック、ブルー、ネイビーの3色展開となっています。

服単品

防寒ジャンパー KR54373
防寒ジャンパー KR54373 モデル

服+熱体セット

防寒ジャンパー KR54373

服+熱体+バッテリーセット

防寒ジャンパー KR54373

クロダルマの新作電熱ウェアで、手軽に温度調整を!

2022年、クロダルマの電熱ウェアに、襟部分の内側に発熱体(電熱ヒーターシート)を吊るして装着するという、画期的なモデル群がラインナップされました。
簡単に着脱できるため、自身の体調や好み、活用環境に合わせて手軽に温度調整が可能です。
この斬新なコンセプトの電熱ウェアは、この冬、電熱ウェア界の注目の的となるかもしれません。