人気のベスト型防寒服2022年のベストバイはコレに決まり!

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2020-2021 今年の冬は寒くなる見込み

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冬場が寒くなるかどうかはその年の気候、それも日本周辺だけでなく地球規模での気候の状況が大きく影響します。そして2020-2021年の冬はどうやら寒くなりそうです。なぜならラニーニャ現象が報告されているからです。

よく名前を聞くのが暖冬の原因として上げられるエルニーニョ現象、これは赤道方面から温かい海水が南米のペルー沖に流れ込むことで、海水の平均水温が例年よりも高くなる現象のことです。これが日本にも影響して暖冬の原因になるのですが、ラニーニャ現象はその正反対の現象、南米ペルー沖の海水が例年よりも低い状態のことを言います。すでにこの現象が発生していることが報告されているため、今年の日本の冬は寒くなるだろうと予想されているわけです。

そうなるといかにして寒い冬を乗り切るか?その対策を本格的な冬の寒さが到来する前に検討していく必要が出てきます。そこでポイントとなるのが防寒着です。外出する時、あるいは屋外での作業、アウトドアのレジャーをするときにいかに快適に過ごせるかは防寒着の選択にかかっているといっても過言ではないでしょう。単に温かい服装をするだけでなく、動きやすく、しかも風邪を引きにくい防寒服がほしいところです。たくさん着込んで着ぶくれしてしまうと見栄えがしませんし、たくさん着込みすぎてかえって暑くなると汗が急速に冷えて、かえって風邪を引きやすくなるといった問題も出てきます。

動きやすく、快適で、しかもどんな状況でも暖かさを維持できる、そんな防寒服を選ぶ。寒い冬こそ防寒服選びが熱くなるというものです。

今冬の防寒着のトレンドはベスト型

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そんな寒さが予想される今年の冬の防寒着のトレンドはベストだと言われています。ベストというと動きやすさがメリットとしてよく指摘される一方で、おしゃれの面でコーディネートが難しいとも言われています。本格的な冬になると防寒効果の点で疑問符がつく点も、評価を微妙にしている原因でしょう。しかし今年はそんなベストのイメージにちょっとした変化が見られ、人気を高めている背景があるのです。

どうしてベスト型が人気なのか、その理由の一つとしてはレイアリングしやすい点が挙げられます。コーディネートが難しいと書きましたが、逆を言えば工夫一つでおしゃれを楽しめるとも言えます。防寒着の場合、薄すぎると寒い、暑すぎるとダサイという問題が出てきますが、ちょっと薄めのところにベストを合わせればちょうどよい暖かさを得られますし、見栄えの点でもスタイリッシュな印象に仕上げることができます。

また、作業服やアウトドアでは着脱のしやすさも魅力です。作業をしてちょっと暑くなってきたときにはアウターウェアを脱いでベストだけでしばらく過ごす。通常のミドルウェアでこれをやるとちょっと寒くなりすぎてしまう面もありますが、ベストなら体を冷やすこともありません。またベストは軽いので、アウターを脱ぐ時も再び着る時にもかさばることがありません。

ベストそのものが、アウターとしてもミドルウェアとしても使える点も魅力です。寒さが気にならない日中はベストをアウターとして使いつつ、日が傾いて寒くなってきた時にはアウターを一枚着込んで対応する。とくに作業をしているときにこうした使い方が重宝します。さらにベストそのものが着脱しやすいですから、「アウター+ベスト」「アウター+ミドルウェア」「ベスト+ミドルウェア」などの組み合わせの変更をしやすい点も、人気の理由として挙げられるでしょう。

もうひとつ、ベストそのものの機能が向上している点も挙げられます。ベストといえば今でも防弾チョッキのような厚手のものを連想する方も多いのではないでしょうか?そのためレイアリングには適さない、アウターと合わせると着ぶくれしてしまうといった印象もあるようです。しかし現在では薄手で軽いものが増えているのはもちろん、高機能素材、さらには電気の熱で温める電熱タイプも登場しており、軽いうえに暖かさを実感できるアイテムが増えており、人気を得ています。

今期の最注目電熱ベスト

電熱ベスト あったか

そんな防寒着・レイアリングの観点から注目を集めているベストの中でも、とくに2020-2021の冬場における最注目アイテムとなっているのが電熱ベストです。

電熱ベストとは、先ほど少し触れたように電気で体を温める機能がついているベストです。生地と裏地の間にヒーター(電熱繊維)が搭載されており、これが電気の力によって発熱して体を温めてくれるのです。

簡単に言えば使い捨てではない大きなカイロが装着されているカイロです。風を防ぐ、保温するといった衣服本来の効果だけでなく、電気の力で直接体を温めてくれるという寒がりの人にとっては夢のようなアイテムと言えます。なお、このヒーターは複数取り付けられており、一般的にはお腹の部分、背中、腰周辺、5~8ヶ所程度とりつけられています。

ですから使用の際にはモバイルバッテリーを使った電気が必要になります。電熱ベストではこのモバイルバッテリーが付属しているものと別売りのものがあるので、購入の際には注意が必要です。別売りの場合は別途購入しないと使えません。またモバイルバッテリーとベストをつなげるUSBケーブルも必須です。

なお、発熱するヒーターは先程触れたように生地と裏地の間に取り付けられた一体型に加えて、取り外し可能な取り付け型もあります。こちらは部材ごとの交換ができる、洗濯がしやすいといったメリットがあります。ただその分全体的に一体型と比較して価格が高めで導入コストがかかってしまう大きな難点です。

一方、一体型の場合は洗濯機が使えず汚れた場合には手洗いが必要になること、不具合が生じた場合にはベストそのものを修理に出したり、買い換えなければならないといったデメリットもあります。それぞれのタイプのメリット・デメリットを踏まえたうえで選びようにしましょう。

お薦めの電熱ベストランキング

電熱ベスト G8019

電熱ベスト G8019
現在人気の電熱ベストではコーコスの「G8019」が挙げられます。バッテリータイプでやや長めの丈になっているのが特徴、落ち着いたカラーリングでワークウェア、タウンウェアの両方で使えます。

 

Vネック電熱ベスト AZ8301

Vネック電熱ベスト AZ8301
アイトスの「AZ8301」。バッテリータイプで洗濯機でも洗える布ヒーターを採用しているのが大きな特徴です。熱伝導の効率に優れた銀の繊維が採用されており、軽いながらも優れた発熱性を備えています。4wayストレッチを採用、軽くてしなやかな動きが可能なので作業にも適しています。

 

中綿入りヒート式ベスト BR078

中綿入りヒート式ベスト BR078
ブレインの「BR078」バッテリータイプで、保温性に優れたアミルコーティングを裏地として使用することで保温性を重視しています。しかもヒーターパッドが付属しており、暖かさを強・中・弱の三段階で調節できます。

 

Wスイッチヒートベスト AT40000

スイッチヒートベスト AT40000
アタックベースから発売されている「AT40000」は前面部と背面部両方に発熱体を搭載し、全体を効率よく温めることができるのが大きな特徴です。さらにスイッチを入れてから約20秒で発熱する即暖性も強みとなっています。

 

お勧めの防寒ベスト

防寒ベスト 58710

防寒ベスト 58710
電熱ベスト以外にも、今年の冬に活躍してくれそうなお勧めベストがあります。まずJawinの「58710」。ポリエステルの極細繊維を原料に作られた高密度タフタを採用しており、風を通しやすい保温性が大きな魅力です。しかも着ぶくれしにくい軽量タイプです。襟の内側がフリース素材で、すぐに暖かさを実感できる配慮も嬉しいところです。

 

バートル 防風ベスト 7414

バートル 防風ベスト 7414
BURTLEの「7414」。スタイリッシュなデザインをしたカジュアルタイプのベストで、ニットストレッチ素材を使用しているのが大きな特徴です。動きやすさに加えて防風性と保温性の両方に優れているので、冷たい風をブロックしつつ内部の熱を逃しません。屋外での作業に適した撥水加工も魅力です。

 

Vネック中綿ベスト G399

Vネック中綿ベスト G399
Co-Cosの「G399」は、ビジネスシーンでの使用を念頭に入れたシックなカラー&デザインが特徴のベストです。長時間の着用に適した軽さやストレッチ性を備えています。ナイロン100パーセントの撥水加工も採用されています。深めのVネックの襟元、短めの着丈など着脱しやすい工夫もビジネスシーン、作業両方の使用に適しています。

 

まとめ

これらのベストをアウター・ミドル両方でうまく使い分ければラニーニャ現象の厳冬も怖くない! 寒い冬を乗り切るためにも今からコーディネート・レイアリングの検討をしてみてはいかがでしょうか。<