故 山本寛斎氏か゛手か゛ける空調服とは? Kansai uniformか゛提供する空調服を解説

KANSAI ユニフォーム

故 山本寛斎氏が手がける空調服とは?

Kansai uniformが提供する空調服を解説

デザイナー 山本寛斎

2020年の7月21日、ファッションデザイナーとして幅広い活動を続けてきた山本寛斎氏が、急性骨髄性白血病で逝去されました。

山本寛斎氏は、一般的なアパレルはもちろん、ワークウェアのデザインや、プロダクトデザイン、空間デザインなど、幅広い分野で多くのクリエイティブワークに尽力していました。

今回は、山本寛斎氏の活動、主催しているユニフォームブランド(空調風神服ブランド)まで、それぞれの特徴を踏まえて解説します。

故 山本寛斎氏とは

山本寛斎(やまもと かんさい・本名 やまもと のぶよし)氏は、1944年に神奈川県の横浜市に生まれました。日本大学文理学部中退後、コシノジュンコ氏らのアシスタントを経て、ファッションデザイナーとして独立します。

1971年、日本人としては初めてロンドンにてファッションショーを開催。1973年にはデヴィッド・ボウイのステージ衣装を担当し、同年、寛斎スーパースタジオ(KANSAI SUPER STUDIO)を設立。2020年に逝去されるまで、ファッションにとどまらず、プロダクトデザイン、スペースデザイン、イベント、PR活動など、幅広いクリエイションをおこなっていました。

山本寛斎氏の死後も、寛斎スーパースタジオ(KANSAI SUPER STUDIO)がその意思を受け継ぎ、「カンサイヤマモト(KANSAI YAMAMOTO)」のブランドライセンス事業を継続して、今後も幅広く活動を続ける意向を発表しています。

ワークウェアブランド 「Kansai uniform」

作業服 デザイナー

「Kansai uniform (Kansai)」は、寛斎スーパースタジオ(KANSAI SUPER STUDIO)が提供するワークウェアブランドです。高い機能性とファッション性が融合された“大人のためのユニフォーム”というフィロソフィーを打ち出し、個性やデザインを重視したワークウェアを数多く提供しています。

Kansai uniformの空調服

「KANSAI SUPER STUDIO」は、老舗の作業服メーカーである大川被服とコラボレーションし、「Kansai uniform」ブランドとして、空調風神服(空調服)を展開しています。

空調服とは?

空調服 熱中症対策

空調服とは、背面に装着したファンから外気を取り込み、服の内部に風を循環させることにより冷涼感を感じることのできるワークウェアです。

おもに夏場の屋外業務や、密閉された屋内での作業における熱中症対策として、幅広い分野で活用されています。

“大人のための空調服”というコンセプト

Kansai uniformが提供する空調風神服(空調服)は、高い機能性とファッション性が融合された“大人のための空調風神服(空調服)”という思想にて制作されており、デザイン性にこだわった空調風神服のウェアを数多く提供しています。

デバイスとファンユニットは、空調風神服の特許元である株式会社サンエスから供給されています。

Kansai uniformのオススメ空調服

空調服ステーションが取り扱っているKansai uniformのラインナップから、オススメの空調風神服を紹介します。

空調風神服 K1008

空調風神服 K1008

スマートな迷彩柄が特徴的な、半袖タイプの空調風神服(2020年モデル)です。ファンユニットとバッテリーが付属したセットタイプになります。

両脇と両胸部分にジップのポケットが付いているため、貴重品の収納や、作業に使う小物などの収納に便利です。片手での開け閉めも容易で、一方の手がふさがっている状態においても、収納物を簡単に取り出すことができます。

デザイン面で特筆すべきは襟の形状です。立ち襟タイプになっているため、顔周りがシャープな印象に見える効果があります。

また首の部分に付いたオーロラ反射テープは、薄暗い中で認知されやすくなる役割を持ち、さまざまな事故を防ぐことができます。

ほかにも、脇下の招集テープや、保冷剤を入れるためのメッシュポケットなど、作業者に嬉しい機能がふんだんに搭載されています。

別売りのワイヤレスコントローラーや「Bluetooth」を使用してファンを操作することもできます。

空調風神服 K1001

空調風神服 K1001

通気性が高く、清涼感を感じることのできる「交織トロピカル素材」を使用して制作されているモデルです。こちらはファンユニットとバッテリーが付属したセットタイプです。

交織トロピカル素材は、タフな洗濯耐久性やイージーケア性が特徴で、毎日のワークウェアとして適しています。

左右のポケットで開閉構造を分けることにより、収納する物の使用頻度や特徴に合わせて活用することができます。

首元にはフードが収納されており、眩しい日差しや少量の雨に対応することができます。

右肩部分には危険を防ぐための反射テープ、背部には保冷剤のポケットが用意されており、幅広い状況で活躍できる1品です。

 

空調風神服 K1005

空調風神服 K1005

主張を抑えたシックなデザインが印象的な、ベストタイプの空調風神服(2020年モデル)です。

柔らかく冷涼感が高い「交織トロピカル素材」を使用しており、ドレープが肌と生地のベタつきを抑えてくれます。

また、夏場には嬉しい保冷剤ポケットや、ユニチカスパークと呼ばれる反射材、墜落防止を考慮した縦型のファスナーを備えており、熱中症や事故のリスクを低下させる機能も搭載されています。

肩口や袖のないベストタイプであるため、アクティブな動きや細かい作業、街着にも最適な一品です。

 

【注意点】 Kansai uniformの空調風神服には、互換性のあるバッテリー・ファンを使用すること!

ユニフォーム 制服

Kansai uniformの提供する空調風神服は、服(ウェア)とファン、バッテリーの3点で構成されており、活用シーンや作業内容に合わせて、それぞれの部材を好きに組み合わせて使用することが可能です。

しかし、1つ注意点があります。

空調風神服は、故障・事故の防止のため、基本的にはファン・バッテリーは同じブランドで統一することが推奨されています。もう一つのファン付き作業着ブランドである“空調服”のファン・バッテリーと組み合わせてはいけません。

したがって、Kansai uniformの“空調風神服”を着用する際には、かならず“空調風神服”ブランドのファン・バッテリーを組み合わせて使いましょう。

また、空調風神服の2020年モデルのバッテリーは、19年以前に発売されたファンには使用できない仕様となっています。2020年モデルのバッテリーを購入する方は、必ず2020年モデルのファンと組み合わせて使用してください。

故 山本寛斎氏の思想を体現したブランド「Kansai uniform」の空調服を着用して、作業性とファッション性を両立させよう!

フルハーネス 作業服

今回は、(故)山本寛斎氏が率いたユニフォームブランド「Kansai uniform」が提供する空調風神服を紹介しました。

Kansai uniformは、ファッションデザイナー山本寛斎氏の類いまれなるセンスと思想を存分に表現した、高いデザイン性と優れた機能性を備えた空調風神服ブランドです。

「作業着といえどもスタイリッシュな製品を着用したい!」という方々にオススメです。>