海の日は、空調服を着て海へ行こう!!海辺・砂浜にピッタリの空調服を解説
「海の日に行いたい、夏のレジャーといえば?」と聞かれたら、海水浴が真っ先に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
都会の喧騒を忘れて、開放的な気分になれる海水浴は、暑い夏にはピッタリのアクティビティです。ただし、ジリジリと日が照りつける海辺の砂浜でゆったりと過ごすためには、熱中症対策は欠かせません。
今回は、海辺・砂浜での熱中症対策として有効な 空調服、空調風神服などのファン付きウェアについて、選ぶべきモデルから注意点まで解説します。
海の日とは?
7月の第3月曜日は「海の日」です。
※2021年はオリンピック開催にともない、7月22日の木曜日が海の日です。
海の日には「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う(国民の祝日に関する法律・条文より)」という意味が込められています。つまり、我が国がシーパワー(海の力)を活用して繁栄した海洋国家であることに感謝する日なのです。
発祥の元とされるのが、1941年に、海運の重要性の認識、海運関係者の感謝のために制定された「海の記念日」です。それを祝日化したものが「海の日」だそうです。
海辺は熱中症対策が欠かせない
そんな海の日には、せっかくですから、海水浴など海に親しむ日にしてはいかがでしょうか。
ただし海の日は、夏真っ盛りの時期に作られた祝日であり、30度を超えるような猛暑となる可能性があります。太陽がガンガンに照りつける中での海遊びとなるかもしれないため、当然ながら熱中症対策は必須となります。
海辺での代表的な熱中症対策としては帽子やビーチパラソル、飲み物、保冷剤などを活用することが挙げられますが、猛暑下における熱中症対策としては、それだけでは必要十分とはいえないかもしれません。
アクティブに動きながらも熱中症を予防するには、近年大流行中の空調ウェアファン付きウェアの着用がオススメです。
空調服とは?
ファン付きウェアは、炎天下の屋外や、空調の効かない屋内において冷涼感を感じるためのワークウェアです。
衣服の背面に付いたファンユニットから体へ大量の風を送ることにより、人間がもともと持つ体温調整機能「生理クーラー」の範囲を拡張させる力があります。ファンの力で効率的に体温の上昇を抑えることにより、熱中症や脱水症状を防ぐ効果があるのです。
またファン付きウェアは、体力の消耗を抑える効果もあります。
外気を取り込んでウェアの内部に入った風は、身体をまんべんなく通過した後に肩口や袖口、首元から排出される仕組みになっているため、顔周辺の汗も乾きやすくなります。その結果、全身が涼しく快適な状態になることで、体のコンディションを快適な状態に保ち続けることができるのです。
両手が空いた状態になるため、とくに動きが制限されることもありません。海遊びにはピッタリのワークウェアなのです。
水着on空調服という選択肢
ファン付きウェアは、水着の上に着用することも可能です。
そのため、購入する際には、現在所有している水着とのデザイン的な相性も考えて選ぶとよいかもしれません。
夏場の海辺や砂浜での活用には、以下のような特徴を持つファン付きウェアがオススメです。
長袖・フード付きタイプ
海水浴の際には、日焼けを気にする方も多いでしょう。
「長袖タイプ」のウェアを選択すれば、腕部分までの日焼け対策になります。
多くの方々は「長袖は暑そうだ…」というイメージを持たれると思いますが、実は一番涼しさを感じるのが長袖型といわれています。送風の範囲が広がるため、身体から大量の汗を蒸発させることができ、結果として高い冷涼感を得られるからです。
おまけにフード付きのタイプであれば、首元や顔周りの日焼けも防止することができます。
ベストタイプ
動きやすさを重視するのであれば、ベストタイプもオススメです。
肩回りや腕回りをカットしているため、袖があるタイプに比べて、両腕の作業性が飛躍的に向上されます。
また、ベストタイプは素材や生地、カラーリングにこだわったスタイリッシュな製品が多く、海水浴などのレジャー用途にはピッタリです。そのまま海水浴場周辺に出かける際にも違和感をまったく感じさせないような、高いカジュアル性を持つモデルも数多く提供されています。
使用されている生地が少ないことから、価格が比較的安価なウェアが多いということもメリットのひとつです。
UVカット機能(日焼け対策)
海辺や砂浜で遊ぶ際には、紫外線・赤外線対策が必須です。過剰な日焼けは、シミやソバカスの原因となるだけではなく、体力の消耗につながります。
UVカット機能を備えた製品を選ぶことにより、日光から受ける身体への悪影響を低下させることができます。
アイスベストやコンプレッションとの重ね着がオススメ!
海辺・砂浜での活用時には、ファン付きウェアの下に、「アイスベスト」や、「コンプレッション」と呼ばれる専用のインナーを着用するのがオススメです。
アイスベストとは
アイスベストとは、“空調風神服”の持つ冷涼感を、さらに高めるためのインナーです。
メッシュ素材でできたベストに保冷剤を4点収納できるポケットを付けることにより、空調風神服から送風される風を保冷剤で冷やすことができます。身体じゅうに循環する風を冷やすことにより、さらなる冷涼感を感じることができるのです。
また、前びらきの部分がマジックテープ仕様になっており、着脱も容易です。
空調服ステーションでは、アイスベストも、特別価格にて用意しています。
(アイスベストは、空調風神服ブランド専用のインナーになります)
コンプレッションとは
コンプレッションはファン付きウェアの冷涼効果をさらに高めるためのインナーウェアです。
生地に使用する繊維が細いため、通常のインナーよりも密着感が高まります。したがって、身体から排出された汗を素早く蒸発させる効果があるのです。コンプレッションを着用することにより、ファン付きウェアの持つ冷涼効果がさらに向上し、熱中症対策としての効果も高まります。
海の日に着たいUVカット付きの空調服 紹介
Z-DORAGON 空調服 74220
今季のトレンド、フード付きベストタイプの空調服です。裏地にチタン加工が施されているので、高いUVカット効果と、-3℃の遮熱効果がきたいできます。
サンエス 空調風神服 KU92142
グラフィカルな迷彩柄が個性的な空調ベストです。チタン加工が施されており、紫外線・赤外線をカットするので高い冷却効果があります、
ビッグボーン 空調風神服 BK6057S
スポティーな長袖ブルゾンタイプのウェアです。こちらのアイテムにもUVカット加工が施されており、長袖タイプなので腕も日焼けから守りたいと言った方にお薦めです。
ジーベック 空調服 XE98004
東レのハイテク素材のエアコンテックを使用しており、耐久性があり、メンテナンスがラクなソフトな素材となっています。また撥水加工、UVカット加工が施されていています。
空調風神服 AT3540
アウトドアウェアなどで人気の高襟デザインの空調ベストです。生地裏面にはチタン材が練り込まれており、紫外線・赤外線をカットすることにより、衣服内の温度上昇を抑制します。
ファンにフィルターを付けて、砂などの混入を防ぐ
海辺・砂浜には当然のことながら、大量の砂や、小さなゴミが存在しています。
ファン付きウェアはファンから砂やゴミなどが侵入すると、送風力が弱まり冷涼感が低下してしまいます。また場合によっては、ファンを故障させてしまうリスクがあります。
解決策としては、ファンに専用のフィルターを取り付けることです。
フィルターの効果により、砂をはじめとした、様々な異物の混入を防ぐことができ、清潔さ・快適さを保つことができるのです。
【注意点】 空調服を着用したまま海の中に入ってはダメ!
海辺や砂浜でファン付きウェアを着用するにあたって、ひとつ大きな注意点があります。
絶対にファン付きウェアを着用したまま、海の中へ入ってはいけません。ファンユニットから海水が入り込み、バッテリーなどの故障の原因になってしまいます。
あくまでも海辺や砂浜など、海の“周辺”で活用するまでに留めましょう。
海辺・砂浜での遊びには空調服を着用して、熱中症に備えよう!
今回は、海辺・砂浜で遊ぶ際に選ぶべき ファン付きウェアについて解説しました。
海水浴をはじめとする海遊びには、熱中症対策が欠かせません。
海遊びに適したファン付きウェアを選び、有意義な「海の日」にしましょう。