マーキングの〇〇〇って大丈夫?
マーキング・加工をする意味
加工方法の種類について
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加工方法についてよくある質問
アウターで用いられることが多い布帛の素材には、ワッペンや刺繍が適しています。布帛は縦横に糸をクロスさせることによって生地を作っています。シャツやジーンズ生地、制服や作業服のアウターに多く用いられています。こうした生地は丈夫ですので、長持ちする刺繍やワッペンのメリットを十分に生かすことができます。特に作業服の場合は、仕事をしている時に擦れたり引っかいたりすることもありますので、耐久性のある刺繍が一番です。
Tシャツやポロシャツの様なニットのユニフォームには、シルクプリントや転写プリントがオススメです。プリントであれば大量に製作することも簡単ですし、コストも下げられます。また、繊維の密度が低いので刺繍をすると、生地によってはしっかりと縫い付けがしづらくなりますし、穴が開いてしまうこともあります。
ツルツルした素材のイベントブルゾンやベストには、シルクプリントや転写プリントがオススメです。平滑な表面ですのでしっかりとプリントが乗って、耐久性が高くなります。また、薄めのブルゾン生地だと刺繍が難しいこともあります
カッターシャツなどの薄い素材のユニフォームは、刺繍がオススメです。こうした服は着る機会が多く摩擦も受けやすいので、耐久性が高い刺繍の方が向いています。
刺繍の場合、ある程度の生地の厚みと密度がないと難しいです。糸の立体感が出せなくなりますし、針を通す際の穴が大きくなってしまうこともあるからです。多少の曲面でも縫い付けられるマシンが増えていますが、それでも曲面が強いと縫いがいびつになってしまいます。そのため、服によっては丸みを帯びる部分には刺繍ができないことがあります。
プリントの場合は、ストレッチ性の強い素材だと印刷できないことがあります。伸び縮みによって印刷部分が崩れてしまうからです。また、縫い目があるなど段差ができているところは、上手に印刷できないので通常はしません。また、表面に加工を施しているポリエステル素材などは、インクが乗りづらく生地の色が浮いてしまうことがあります。
ワッペンの場合は、たいていの場所に加工できますが、小さいものを肘や脇などの動きが強いところに付けるとはがれやすくなることがあります。