空調服 54100 | 自重堂 Jawin フルハーネス対応の長袖ファン付ウェア

1月 17, 2024

空調服とは？

地球温暖化によって日本国内の気候もかなり変わってきました。例年のように大雨と大型台風と、梅雨場の湿度も非常に高く、かつ猛暑が連日やってきます。
このような悪条件で、屋外活動を精力的に行うのはとても困難だと言えるでしょう。炎天下にさらされながらの力仕事や、熱気でうだる路上でひたすら作業をする方々にとって、熱中症対策は欠かせません。また、作業中に衣服がびっしょりと汗で濡れていては、とても不快で仕事に集中していられませんし、体にまとわりつく衣服が邪魔になって作業自体に支障が出てくることもあるでしょう。そんな悪条件が数日連続すれば、心身共に疲弊して、ストレスが蓄積されてしまうかもしれません。
この難問を解決してくれるのが空調服です。空調服のクールダウンの仕組みは、宇宙服をイメージするとわかりやすいでしょう。まず、丈夫で遮熱性・UVカット性の高い衣服を殻にして、外気の影響をできるかぎり遮断します。その上で、衣服内に装着した小型軽量な専用扇風機を使って、衣服内の空気を流動させます。炎天下で作業をしていると大量の汗をかきますが、汗は扇風機が起こす風に当たってどんどん気化していきます。この気化作用によって冷気が発生しますので、汗をかくほど体がクールダウンするシステムです。
なお、脇腹あたりに装着された2基の専用ファンからの送風は、上着の裾を絞っているために腹周りを流れ、さらに背中と胸を伝って首元の襟首へ抜けていきます。さらに肩やわきの下へ流れ込んだ風は、袖を伝って手首の袖口からはき出されます。この風の流れによって上半身全体へ冷風があたり、、効率よくクールダウンするのです。空調服は外気との遮断機能と空気をスムーズに襟首・袖口まで流す機能が重要で、この部分でスペックが不十分だと意味がありません。
空調服の冷却法のメリットは、自然の気化冷却を採用していることです。エアコンのように電力で冷たい空気を造りだしているわけではないので、エネルギー消費の面でエコとなるでしょう。また、汗をかいているときだけ冷気が発生する仕組みですから、体が冷えた後はただの自然風が衣服内を流れます。エアコンのように冷えすぎた空気を長時間浴びなくても良いので、体へのダメージが少なく、クーラー病の心配もありません。自然の風に近い送風によって、衣服内はいつもドライ状態となって、とても気持ちいいので作業が楽になります。

「自重堂 Jawin」について

大正時代から続く作業服メーカーの老舗・自重堂の空調服ブランドがJawin（ジャウィン）です。はっきり言って、空調服といえば自重堂のJawinでしょう。自重堂は重労働とされた建築・土木の現場用作業服などを長年手がけてきたノウハウと技術力があり、その積み上げた実績から開発された空調服は、他のメーカーのものとは一線を画す高品質ブランドと評価されています。
とくにJawinブランドは、スマートにかっこよく仕事をする若者・ベテラン職人のルックスをワンランクアップさせるオシャレで機能的なデザインにこだわっています。ジャケットタイプ・半袖タイプ・ベストタイプの3モードをリリースし、あらゆる作業現場に対応できるように商品ラインナップを整えている点にも注目でしょう。

空調服 54100 長袖ブルゾンのアイテムコンセプトについて

Jawinの空調服シリーズはどれもハイスペック・ハイセンスデザインに仕上がっていますが、こちらのJawin54100・ハーネス仕様長袖ブルゾンは、シリーズ中でもハード作業仕様の空調服となっています。高層建築など、高所で重量道する現場・職場で効果が発揮できるように、徹底的に素材やデザイン、機能にこだわった作業用ジャケットです。
とくにフルハーネス対応のDカンは頑丈な造りになっていて、強度・耐久性において十分過ぎるスペックがあたえられています。もちろんファッション性にも手抜かりがありません。CMモデルはかっこいい元プロ野球選手を採用し、野外活動でスポーティにスマートにキマる作業着としても有名です。カジュアルなブルゾンとしてのルックスを持っていますから、職人さんがタウンユーズで着てもスマートでかっこよく見えることでしょう。

空調服 54100 を見る

空調服 54100 長袖ブルゾンスペック紹介

自重堂のJawin54100はプロフェッショナル高所用空調服です。フルハーネス対応のタフで機能的な造りですから、安心して作業ができるでしょう。
また、炎天下で長時間高所作業をしてもよいようにと、ハイスペックな遮熱性・UVカット能力が備わっています。ジャケット生地にもこだわりがあって、通気性と撥水性に優れた綿100％を採用してます。肌に触れた感触がよくて丈夫な生地ですから、何年でも着続けられる点もメリットでしょう。
高所作業用のランヤードフックかけのDカンは両胸に装着、他のシリーズでは両肩に付けていますが、正面を向いて作業がしやすいようにあえて胸元につけている点に注目です。もちろん安全性確保のために、Dカンの素材と固定部の布地の強度は大幅に高められています。なお、Dカンは不要時にポケットに収納できるので見た目もスッキリのデザインもオシャレでしょう。
高所作業時の日光対策として、しっかりしたUV加工・遮熱加工が施されていて、背中に保冷剤用のメッシュポケットをもうけることで、扇風機なしでもかなり涼しいです。

空調服 54100 長袖ブルゾンの素材

Jawin54100は悪条件でのハード作業でも着れるようにと、生地に対してかなりこだわっています。弊社では丈夫なコーデュラナイロン生地をもっていて、他のモデルには本生地に使用していますが、54100はあえて綿100％を採用しました。
これは作業する職人さんたちが気持ちよく仕事ができるようにとのこだわりです。ナイロンと天然の綿生地とでは、着心地が全く違います。通気性・撥水性がナチュラルで安心感がありますし、肌触りがとてもやさしいのです。長時間作業にもなれば、この違いは作業効率にも影響してくるでしょう。
しかも、強度を徹底追及するハーネス対応部分の生地には、分厚いコーデュラナイロンを使用しています。あくまでも、着る人のメリットを最優先する造り手のこだわりが目に見える一着といえるでしょう。

空調服 54100 長袖ブルゾンの各種機能

背面の脇腹あたりに2基の専用ファンを装着するタイプで、脱着作業がとてもシンプルになっています。涼しい日はファンを外して、ポケットにでもしまって作業できますし、急に暑くなればすぐに装着して空調服として使用できる優れたものです。
作業重視で両胸にセットされたハーネス用のDカン、背中のランヤード取り付けパーツも便利です。送風の吐き出し口となる襟元や袖口には、それぞれ調整バンド（ボタン）が備わっていて、自在に排気調節ができる点にも注目でしょう。バッテリ収納や保冷剤用のポケットも付いていますし、ペン差しやメモ帳用ポケットも用意されていて、便利な工夫が随所になされています。

空調服 54100 長袖ブルゾンの活用シーン

自重堂のJawin54100は、高所建築作業や造船や大型設備の制作・取り付け作業に適した空調服です。厚手の綿生地ですから、溶接作業でも問題ありません。ハードな作業現場で利用するシーンが目立っています。

空調服 54100 長袖ブルゾンの口コミ

〇高圧送電線のメンテ作業で使っていますが、適度にクールダウンできる機能で夕方まで集中力が途切れません。特に梅雨のジメジメが気にならないのはすごいと思いました。
〇タワーマンションなどの高層ビルの窓ふきをしていますが、重たくて動きにくい安全ベルトが不要なところが最高です。動きやすく、涼しく、体がいつもドライですから快適に仕事が進みます。