2022年の空調服・空調風神服はどう進化する? スタッフが勝手に予想してみた!

夏場の熱中症対策として普及が進む空調服・空調風神服。

2022年の空調服・空調風神服はどのような進化を遂げ、市場はどう変化するのでしょうか?

本年も弊社スタッフが予想してみました!

2022年の空調服・空調風神服を予想!

2022年、空調服・空調風はどう進化していくのか?

外観デザインやウェアの形状、そして素材の進化について、昨年の売れ筋モデルを振り返りつつ考えてみましょう。

デザインのトレンド予想

今年はアウトドアデザインが最注目

2極化

2021年の空調服・空調風神服は、迷彩柄などのアウトドア感溢れる外観デザインの商品が流行りました。その背景としては、コロナ渦の影響でキャンプや登山などのソーシャルディスタンスが確保しやすい屋外アクティビティがブームになったことも一因として考えられます。

2022年もこの流れを汲み、“作業服感”の薄いカジュアルなデザインのウェアがさらに多く登場しそうです。

今年もベストタイプが1番人気

2022トレンド大予言

2022年もベストタイプのデザインが引き続き人気で、多くのアイテムが登場しそうです。フード付きのものや、グラフィカルなプリント柄、ポケットやファスナーに工夫を凝らしたものなど2021年も様々なウェアがありましたが、2022年はより個性的でお洒落なアイテムに期待大です。

個人的な要注目はアノラックパーカー

他にもアウトドアなどでも人気のアノラックパーカータイプの空調服も注目のデザインです。アノラックパーカーとは、登山やトレッキング、キャンプなどで人気で、撥水や防風加工が施されたているのでウィンドブレーカーやレインウェアの代わりに使えるパーカーです。形状としてはフード付きで、フロントファスナーはハーフジップ、また腹部や枠部分に収納力のあるポケットがあるものが多いです。

昨年ジーベックから発売されたアノラックパーカータイプの空調服「XE98018」もヒットしましたし、個人的には今季一番注目したアイテムの1つです。

空調服 XE98018

女性用のデザインのものは増えるのか?

昨年のトレンドとして女性をターゲットとした空調服も発売されました。代表的なもので言うとワークウェアメーカーの自重堂から「87500」「87510」、事務服メーカーセロリーの「SE7019」などが上げられます。これらのアイテムはそれなりには売れましたが爆発的にヒットしたかというと、そこまでではなかったと思います。その理由としてはいくつか考えられますが1番大きい原因としては女性用の空調服という世間的な認知度がまだまだ成熟していなかったからかと考えられます。ですが女性向けの空調服はこれからも伸びが感じられる市場なので、2022年も着実に女性向モデルが増えていくのでは私は予想しています。

空調服 87500

空調服 8751

空調服 SE7019

素材・機能のトレンド予想

UV加工アイテムが増える

2022年は、加工が容易であるポリエステル素材に遮熱加工(UVカット)を施したウェアが主流となるのではないかと予想します。

その理由としては、地球温暖化の進行です。現在のままでは、21世紀末に世界の年間平均気温は3.7℃、日本の年間平均気温においては4.5℃ほど上がることになる予想もあり、いずれ日本も亜熱帯化するのではないかという言説も存在するほどです。

そのため、ファン付きウェア製品においては「UPF」という指標がますます注目されるようになるでしょう。UPFとは「UltraViolet Protection Factor」の略語で、「紫外線保護指数」を表す言葉です。当該ウェアがどれだけ紫外線から守ってくれるのかという指標で、「15-24」「25-39」「40-50+」の3種類の表記があり、数値が高いほど紫外線遮断率が高くなります。今後はUPFの数値を重視する製品がさらに増えていくのではないでしょうか。

UV加工の空調服を見る

お洒落なアウトドア向け綿100%ウェア

以前は綿100%と言えば溶接などの火を扱う仕事や、油汚れの多い現場で言う作業着的なイメージが強かったのですが、アウトドアがブームで空調服がキャンプなどで人気となってから、BBQやキャンプファイヤー、花火などでも使える綿100%の空調服が密かに人気になってきてます。それにともない自重堂 jawin「54110」、空調風神服「KU92181」「KU92102」など徐々に綿100%でもお洒落なアイテムが増えています。引き続き2022年は綿100%の空調服もアウトドア仕様のお洒落なアイテムが増えていくと予想しています。

空調服 54110

空調風神服 KU92181

空調風神服 KU92102

フルハーネス安全帯対応空調服

2022年1月1日で切り替え猶予期間も終わり、高所作業する場合はフルハーネス安全帯対の着用が必須となりました。それを受けて2022年は空調服メーカー各社はフルハーネス対応のウェアをの新作商品を多く発表するのではないかと予想されます。また現場によってはフルハーネスを衣服の上に見える形で着用する必要がある現場もあり、その際に必要になるインナ-スペーサーの需要が高まるのではないかと予想しています。

空調服 AZ865939

空調風神服用 AT007

空調風神服用 KU99120

これから、ファン付きウェア業界に新規参入するメーカーとは?

年々拡大するファン付きウェア市場では、我こそはと新規参入するメーカーが後を経ちません。2021年度においては、ファン付きウェア市場は180億円もの規模に成長しており、実に470万点ほどのウェアが提供されています。

市場の拡大につれ、子供向けのファン付きウェアや女性向けのファン付きウェア、ゴルフ専用のファン付きウェアなど、セグメントを絞った商品も多く登場するようになりました。2022年においても一般アパレルメーカー、スポーツメーカーなど、多方面からの新規参入が増えるであろうことは容易に予想できます。

将来、ファン付きウェア市場は大きく2極化する?

近年の売上データを分析すると、未来のファン付きウェアの市場市場においては、安価なウェアと、高価なウェアの2極化に至る未来が予想できます。

それぞれのメリット・デメリットについて、箇条書きで説明していきます。

安価なファン付きウェアのメリット・デメリット

メリット

  • 価格が安いため手に取りやすい
  • 洗い換え用や企業ユニフォーム・制服として枚数を揃えやすい

デメリット

  • 機能面で高価な製品に劣ることが多い

高価なファン付きウェアのメリット・デメリット

メリット

  • 機能性にすぐれた製品が多く、快適に活用できる
  • ユニフォームや制服に採用する場合、士気が高まる

デメリット

  • 破損した際や洗い替え用を用意する際、コストがかさむ

安価なウェア・高価なウェアには上記のようなメリット・デメリットが存在します。ユーザーはこれらのポイントを理解した上で、用途や使用目的に合わせて購入する製品をコスト面から慎重に選ぶようになり、結果として提供されるモデルも2極化していくと思われます。

2022年の空調服・空調風神服も期待大!

2022年の空調服・空調風神服について、デザインや素材、市場の変化まで予想しました。

夏場の熱中症対策として、ますます存在感を高めている空調服・空調風神服。今年もその勢いは衰えることなく、進化を続けていくこと間違いなしといえるでしょう。