屋外で働く人のための「最強の防寒服」の条件とは?(12/23更新)

防寒服の条件とは

寒い冬での屋外仕事には、防寒対策が必須です。

作業用途向けの防寒服は色々なメーカーから多数提供されているものの、どのような機能を持つ製品を選ぶべきなのか、いまいち選び方がわからない人もいるかもしれません。

今回は、冬の野外業務にはどのような条件を持つ防寒服を着用するべきなのか、解説していきます。

熱を逃さない「保温機能」

スピーディにあったか

着用したときに暖かくなるような衣服であることはもちろんですが、その暖かさを長い時間保ってくれるような、保温機能が高い製品を選びましょう。

以下のような素材や機能を持つモデルがオススメです。

アルミ加工・アルミ生地

保温機能を向上させるためによく用いられる工夫が「裏アルミ生地」「裏アルミ加工」など、アルミ素材を活用して蓄熱する手法です。ウェアの内面などにアルミ素材を用いることで、魔法瓶のような輻射熱が生まれます。この輻射熱を利用することで、温度を外へ逃すことなく、身体の暖かさを長く保つことができるのです。

太陽光(可視光線)蓄熱素材

太陽が放つ光(波長)のひとつである可視光線を吸収して熱に変換し、その熱を長く保つことができる素材を「太陽光(可視光線)蓄熱素材」といいます。後述する赤外線蓄熱素材とは光の波長が違います。

赤外線蓄熱素材

人間の身体や太陽から出ている赤外線を利用して発熱し、保温することのできる素材が「赤外線蓄熱素材」です。赤外線は太陽光(可視光線)とは波長の違う光のことで、人体も含めあらゆる物質から発生されています。

吸湿発熱素材/

人体から排出される汗や、身体から自然に発生する水蒸気などを利用して発熱する素材のことを「吸湿発熱素材」といいます。

体の水分を利用するため、おもにインナーに使われることの多い素材ですが、アウターなどの上着にも使用されています。

マイクロファー

細い繊維を使った素材を起毛させることで、生地の間に空気を送り、長い時間保温することができます。

風や水を通さない「防風機能」「撥水・防水機能」

撥水 防水機能

屋外での業務には、強い風が吹いたり、雨に降られたり、自然・天候への対策も必要になります。業務を効率よく行うためにも高い防風機能や撥水・防水機能が求められます。

防風機能

人は気温だけでなく、風に吹かれることでも寒さを感じます。風速が1m/s吹くごとに、体感温度が1℃下がるといわれているため、気温が高い日であっても風が強いだけで大変な寒さを感じることになるのです。

したがって、冬の屋外仕事で使うのであれば、できるだけ防風機能の高い素材を使用した製品を選びましょう。

防水加工と撥水加工の違いとは?

「防水加工」と「撥水加工」、違いがイマイチわからない…という人も多いかもしれません。

簡単に説明すると、防水加工とは、「水を通さないようにする」ことを言い、撥水加工とは「水をはじくようにする」ことをいいます。

防水加工のメリット・デメリット

メリット

防水加工は、撥水加工よりも水を通しません。また、生地そのものが防水素材(フィルム・ビニール・合成ゴムなど)であったり、生地の隙間に合成樹脂やゴムなどを混入させたりしています。生地の上にコーティングを施す撥水加工のものと比べて、使用・洗濯するごとに効果が落ちづらいという大きなメリットがあるのです。

デメリット

防水加工は生地の反対側へ完全に水分が通らない構造となっていることから、身体から出る汗を衣服の外へと蒸発させることもできません。したがって、大量の汗をかくことにより蒸れてしまう可能性や、不快感を感じることもあるかもしれません。

撥水加工のメリット・デメリット

メリット

撥水加工は、フッ素やポリウレタンなどを生地にコーティングすることにより、接触した水分を玉状にしてはじく仕組みとなっています。ウェアの生地の隙間m、までは塞がれていないので、水蒸気や空気は通ることができる仕組みです。

したがって、汗をかいても蒸発させることができるので、激しく体を動かす場合や、活動量の多い作業が予想される場合には、撥水加工の製品を選ぶとよいでしょう。

デメリット

撥水加工の製品は、使用や洗濯を重ねるごとにコーティングが落ちていき、次第に撥水効果が低減されていきます。

また、多くの水分には抵抗することができず、大雨に降られた場合にはウェアの内部に染み込んでしまう恐れがあります。

作業服としての「耐久性」「動きやすさ」

耐久性

作業服、ワークウェアであるからには、タフな使用に耐える堅牢性や、活動時の動きやすさも重視されます。

具体的には、以下のような生地を使用している製品が特にオススメです。

リップクロス(リップストップ)

リップクロス(リップストップ)とは、衣服の生地へ格子状に繊維素材を埋め込んだ生地のことです。「リップ(裂ける)をストップ(止める)させることから、そのような名前で呼ばれています。

リップクロスの繊維には、おもにコットンやポリエステル、ナイロンなどが使用されています。格段に強度を高めることの他にも、軽量さや、撥水性も兼ね備えた高機能な生地です。軍服やテントなどにも活用されています。

高密度タフタクロス

タフタとは、薄く緻密な織物のことです。

ポリエステルやナイロンのような細い繊維を密度高く織り上げることで、耐久性や防風性を向上させた生地のことを「高密度タフタクロス」もしくは「超密度タフタ」と呼びます。

多くのコートやウインドブレーカーなどに用いられている生地です。

プロが選ぶオススメ防寒アイテムをご紹介!

ユニフォーム、作業着の専門家である当店のスタッフが、カテゴリーごとに一押しの商品をご紹介していきます。

おすすめ軽防寒 作業着・アウター

動きやすくて暖かい、軽く羽織れるワークウェアブランドの軽防寒ウェアを紹介致します。屋内や倉庫などの作業、アウトドア・カジュアルなどに最適です。



おすすめ防寒 作業着・アウター

本格的な寒さに対応したプロ仕様の防寒ウェアです。ワークウェアブランドの防寒服は非常に暖かく・お手頃価格で機能的にも優秀なアイテムが揃っています。




おすすめ防寒 つなぎ

1着で全身をカバーできる防寒ツナギは、現場工事や、雪かき、農業・林業など、寒冷地の長時間におよぶ野外作業で人気です。



おすすめ防寒 パンツ

ワークウェアブランドの防寒パンツは非常に暖かいです。特にスポーツ観戦や釣り、長時間の交通誘導など動きが少ない人たちに人気です。



今冬ブレイク間違いなし「電熱ベスト(電熱式防寒服)」

ジワジワと認知度が高まり、今年の冬にブレイクすると期待されているアイテムが「電熱式防寒服」です。「ヒートジャケット」「ヒートブルゾン」などとも呼ばれています。

素材の繊維を活用して自然に暖めるのではなく、電気を使用してウェアを発熱させることで暖める製品です。

電熱式防寒服の仕組み

電熱式防寒服は、ウェアの内部に搭載された発熱体に電圧を加えることで、身体を暖めることができます。ウェアとバッテリー、発熱体が必要になり、発熱体はウェアに内蔵されているタイプと、外付けのタイプが存在します。

電熱式防寒服のメリット

電熱式防寒服のメリットについて説明します。

温度の強弱を調整できる

電熱式防寒服は、バッテリーの電圧を調整することにより、温度の強弱を付けることができます。一般的な製品においては、「強・中・弱」のように3段階で調節できます。

電気代(コスト)が低い

電熱式防寒服は、日々の電気代(ランニングコスト)が低いことが魅力です。
毎日の仕事に用いる場合でも、数十円?せいぜい数百円ほどの間に収まることがほとんどです。

一度暖まるとそれ以後には余計な電気を使用しなくなるため、とても経済的な製品だといえるでしょう。

市販のモバイルバッテリーを使用できる

電熱式防寒服の電源には、充電式のリチウムイオンバッテリーを使います。

電熱式防寒服専用のバッテリーのほかにも、量販店などで市販されているモバイルバッテリーを使うことができます。また電熱式防寒服のブランドによっては、空調服で使用していたバッテリーを流用することもできます。

このようなメリットがあるため、電熱式防寒服は、現在もっとも注目されている防寒服とされています。

おすすめの電熱ベスト

電熱ベスト AT40000

第2位は、ワークウェアメーカーのアタックベースが提供する電熱服「Wスイッチヒートベスト」です。ウェアの前面部と背面部の2箇所に発熱体が内蔵されているので、着用者の体調などに合わせて微細な温度調整が可能になっています。
電熱ベスト AT40000

 

電熱ベスト KR54801

KURODARUMA の電熱ベストです。こちらのウェアは発熱体を取りあ外せる分離型タイプなので、洗濯機で洗濯できるメンテナンスの高さが魅力です。色味は落ち着いた「ブラック」と、お洒落な「迷彩ブラック」からお選び頂けます。
電熱ベスト KR54801

電熱ベスト BO32150

人気の電熱ウェアブランド「雷神服」の電熱ベストです。他メーカーの電熱ベストと比べると若干高めの価格設定となっていますが、そのぶん高性能な専用バッテリーを使用しているので、強力な出力で長時間 高い温熱効果をえることができます。
電熱ベスト BO32150

電熱ベスト G8049

アウトドアでもワークシーンでも、選ばず使える電熱ベストです。素材には防風性があり、引き裂きに強いポリエステル100%のタスランリップストップを使用。昨年からアップグレードし、お腹前面の両サイドにもヒーターが設置され、前後から暖めてくれます。

電熱ベスト G8049

機能の高い防寒服を着用して、冬の寒さに立ち向かおう

今回は、冬の仕事に使用する「最強の防寒服」を選ぶため、さまざまな観点から必須の機能・条件を解説しました。

防寒服は、保温機能や防風、防水(撥水)、耐久性など、あらゆる機能を吟味して、自分の環境に合った製品を選びましょう。

空調服ステーションでは、冬の屋外業務にピッタリな防寒服を、特別価格にて多数取り揃えています。